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第130話 山ちゃんVS王陳将軍(14)
「うぅ、うううっ。クソがぁ! 調子に乗り追って、ぶっ殺してやる!」と。
王陳はカッ! と気を荒くして「ウインドウショット!」と叫ぶと。
王陳は自分が片手で握る、扇子状の仙術武器を何度も振るい、仰ぎ、薙ぎ払いして風の妖弾を口が減らない、かなり艶やか、煌びやかな防具を身に纏う傾奇者……。ヤンキー姉ちゃんの寒椿さんへと連続攻撃──!
しかし山ちゃんが握る宝具の鍬型戟を一振り、二振り、三振り……。四、五、六、七、八、九、十回と振りながら。
「シールド」と呟けば、王陳が放った仙術【ウィンドウショット】は全部光のシールドで奇麗に波紋を描きながら弾いてみせたから。
「す、凄いね! 山ちゃん! その武器! ──見た目は鍬で本当にギャグみたいで面白い武器だけれど。マジで凄い! 強い! ──でもカッコ悪いな。あっ、はははははは」と。




