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第129話 山ちゃんVS王陳将軍(13)
「うん、その変態爺、家のひとよりもマジで弱い、相手にならないみたいだから。そろそろ素直に白旗上げて降服した方が良いと、うちは思うよ。女の化粧までしているキモイおじさん……」
寒椿さんの方も地上への狙撃が忙しいから、王陳の顔は見ないけれど、山ちゃんの問いかけに対して敵将を侮る言葉を返す。
だから王陳の顔は更に歪み、引き攣りつつ、恐ろしい形相と、自分の声を震わせながら。
「……この死にぞこない、の魔族の女が調子に乗らないでよね……。後でかならずぶっ殺してやるからね……」
と、奴は寒椿さんへと唸りながら告げる。
しかし寒椿さんは直ぐに王陳へと。
「──うち、死なないもんね~。死ぬのはあんた等だし~。あっかん、べぇ~」
と悪態をついた。




