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第128話 山ちゃんVS王陳将軍(12)
王陳の顔色は先ほどまでのニヤニヤと山ちゃんと寒椿さんを嘲笑い、愚弄、蔑むような、余裕な優男、変態振りは発揮できず。憤慨している表情で。
「貴様等……」
と唸ることしかできないでいる。
でも山ちゃんの方は逆に優男振りを始めだすのだった。
「──お兄さん、早く攻撃してきてよ」、「もう攻撃してこないの?」、「もしかしてこれで終わり?」、「ああ、残念だ」、「お兄さん口ほどでもないね……。寒椿さんもそう思うでしょう?」
と、自分の真後ろで地上へと弓や弩では絶対に攻撃できない位置から一方的に遠距離攻撃を加え──地上を殺伐とした光景……。敵兵を混沌の世界へと陥れている寒椿さんへも敵将王陳を侮るように尋ねる。




