第125話 山ちゃんVS王陳将軍(9)
敵将王陳は山ちゃんの情のある言葉……。最後通告に対して聞く耳を持たずに。
「──うぎゃぁあああっ! ファイヤーショット! ファイヤーショット! ファイヤーショット~!」と。
「はぁ、はぁ、はぁ~」と荒い息遣い。
そう敵将王陳は仙術の炎の妖弾を次から次へと連続で撃ってきた──!
その数およそ二十発だから刹那……。
山ちゃんと寒椿さん……。そして二人が搭乗する筋斗雲からも凄い衝撃音と爆発音に煙が立ちこめる荒々しい状態……。
そう二人、一匹の現状は、王陳が放ったファイヤーショットの炎と煙によって傍から見てもわからないくらいだから。
「ああ~、クソガキが私に対して余りに反抗的で生意気なのよ~。その上悪態もつくから二人の身体が墨や灰になるまで妖撃弾を撃ちまくってしまったわ……。ああ、勿体ない、勿体ない事をしてしまったわよ……。せめてあの九尾の狐の女だけでも生かしておけば良かったは……。生きたまま生皮を剥ぎ、麗しい女の顔が歪んだように悲痛な顔や叫びをする姿を見るのも快感ものなのに……。ああ、勿体ない、勿体ない事をしたわ、プンプン……。あっ! でも今お兄さまが食べようとしている猫又の娘たちも結構美味しそうな容姿をしていたから。お兄さまが猫又の娘に飽きたら頂いちゃおう~。そして生きたまま、生皮を剥いで楽しみましょう~。ふん、ふんふん」と。
優男の仙術使い王陳は山ちゃんと寒椿さん、筋斗雲を倒し、灰にしたから上機嫌……。
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