第123話 山ちゃんVS王陳将軍(7)
「寒椿さん大丈夫、大丈夫だから、そんなに怯えなくても……。あんな奴、勇者の僕からしてみれば子供みたいなものだから心配しなくていいよ……。君のことは僕が余裕で守ってあげるから……。寒椿さんは気を取り直して敵将のことは放置! 地上にいる弓や弩兵、仙術師を今まで通りに駆除の方をおねがい……。いくら爆発音や衝撃音がなっても無視していいからね……」
山ちゃんは自分の背で怯える、異世界押しかけ寒椿へと優しく、穏やか、ゆるりとした口調で焦らず、寒椿さんの絶望感に堕ちた気を再度上昇──。士気、覇気をあげるために告げた。
「……本当?」
寒椿さんは山ちゃんの姉さん女房だけれど、年下妻のように甘え声音で再度、自分のヒーローさまへと確認とる。
それでも山ちゃんは笑顔を絶やさずに寒椿さんへと。
「余裕だよ。僕は……」と優しく告げ。
「今の敵将の不意打ち攻撃だって僕は安易に受けてみせただろう?」
山ちゃんは寒椿さんへと更に自分は敵将に対して余裕なのだと説明をすれば。
「僕は前魔王であり、勇者でもあった最強の仙術使い、孫悟空や猪八戒、沙悟浄たちのようにこの世界へと釈迦如来さまによって降臨された者だから、あんな奴へっちゃぁら、大丈夫だから~」と。
山ちゃんは最後に敵将王陳を見て、侮るように薄ら笑いをしながら寒椿さんへと告げたから。
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