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第121話 山ちゃんVS王陳将軍(5)
そう自分を今度こそ倒し、躯にして皮を剥ぎ、臓物を身体中から全部抜き取り剥製……。
そう、寒椿さんの美しい容姿を裸体のままで、自分が今までに狩った美しい獣人たちの剥製コレクションに加えるのだと冷たく微笑みながら、彼女を侮るように告げてきた。
だから寒椿さんの美しい顔は恐ろしい形相へと早変わりすることはなく。寒椿さんの顔は蒼白……。絶望に満ちた顔へと移り変わるぐらい、彼女たち姉妹はこの国でも仙術に関して高名な、敵の三鬼士と呼ばれる将軍たちに一方的に負け、敗走を余儀なくされているみたいだから。
寒椿さんは真っ青な顔で、自身の身体をブルブルと振るわせながら、敵将王陳に恐れ、慄きつつ、山ちゃんの背後へと抱きついて。
「……や、山ちゃん、うち怖い……。アイツからうちのことを守って、助けて……。おねがい……」




