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第117話 山ちゃんVS王陳将軍(1)
「……どうしたん、山ちゃん?」
俺が仙術の脳内通信を使用して山ちゃんの脳内へと直接話かけた。
だから山ちゃんは地上に何故か次から次へと現れてくる盗賊の弓隊や仙術部隊への攻撃を一次中断した。身動きも止まったから。
山ちゃんが仙術を使用して召喚した筋斗雲の上に一緒に騎乗していた大妖怪九尾の狐の末裔、三姉妹の末っ子の寒椿さんが顔色を変え、山ちゃんへと声をかけ、様子を窺う。
でも山ちゃんは俺と会話……。
そう俺の仙術の探索スキルで結構仙術の妖力、武力レベルが高い敵……。俺と妖蘭の前に立ち塞がった体躯のいい、槍を持った中華の重装備……。三国志や水滸伝に出てきそうな武士の王惇将軍のような仙術レベル60……。冒険者レベルAランクと言った感じの男で……。




