何でも知ってるスミレさん
よし!口止めして貰う為にスミレさんに電話しよう。
こういう時に後ろ楯を使わずいつ使うのだ。
『あら?陽太さん、もう私のとぅるんとぅるんの肌が恋しくなったのかしら?聞いたわよ、奥様の太ももにスクラブ使ってトロトロにして挟んで頂いたんですって?』
なんでそれを知っているんだよこの人は。
それを頼むのにも勇気が必要だったんだぞ。
『私の使っているスクラブを教える事は出来ないのよ。これが陽太さんを引き留める私の唯一の武器だからね♡』
唯一って事は無いだろ。
今はそんな話じゃないんだ。
「実は今日、二十一人のエコー検査をしたのですが…」
『はい、そのお話ですか。結果が悪くても気を落とさないで下さいね。一人居れば御の字、二人なら…え゛!?ええぇ~!』
この話はまだ知らなかったのか。
十一人の男児が判明したと伝えたらスミレさんから聞いた事の無い声が出た。
なんかコップが割れた音もしたのだが大丈夫だろうか?
何気に初めてスミレさんが取り乱したのではないだろうか。ベッドでも取り乱した事はないのに。
『ご、五割ですか…これは貴方の価値がとんでもない物になりますよ。この間の金額では足りないわ。一回○○○くらいはもらいなさい』
それはいくら何でも貰い過ぎ…
『いいこと、貴方が今まで致して来た女の子たちがいったい何人妊娠しているのか分かっているのですか?』
えっと、クラスメイトの他にバレー部や裏オプのエステ、先生とクレープ屋のお姉さん、それに学園の警備員…夏休みに入ってからの子はまだ分からない。
『そう!全員ですよ!』
だから、何で知ってんのよ!
怖いよ、諜報部員みたいのが居るのか?
怖いから聞かないけど。
『命中率が凄いのよ!日本一のアノ方でも三回4回致してやっとなのよ。それをほぼ一回で妊娠させるだなんて…命中率に男児出生率の高さを考えてもこの金額でも少ないくらいですよ』
そうなんだ。
『実は私も月のものが遅れていまして』
「え?」
『え?とは何ですか。こんなオバサンが妊娠してはいけないとでも言うのですか!?』
「いや違いますよ。ただ、もうモチモチの肌が味わえなくなるかと思ったら残念で…」
『あら♡嬉しい事を言ってくれるのね♡どう?今夜家に来ますか?私と桜子のお相手をお願いしようかしら?もちろん桜子とは最後まで、ですよ』
それって。
『実績として認めるしかないでしょう。それに娘と一緒に子育てが出来るなんて他に誰も経験した事の無い事だわ。では待っているわね陽太さん♡』
はい、夜に伺います。
じゃない!お願いがあったんだ!
女の子が危険な目に会わないようにエコー検査の結果だけでも隠して貰えないだろうか。
男児出生率も隠してもらってもいい。日本一なんてスミレさんが知っていればいいから。
『箝口令ですか。そこはあそこの病院ですよね?でしたら朱雀グループですか、なんとかなると思いますよ。ただ朱雀グループから何か言われるかも知れないわね。あそこも年頃の娘さんが居たはずですから』
まあ、借りを作る形だ。そのくらいわ構わない。
頼っちゃってすみません、スミレさん。
◇◇◇◇
「先ほどのオムライスは美味しかったわ、次は私を召し上がれ♡陽太さんの為に磨き上げて参りました♡」
うぉぉ~!蕩けるぅスミレさん♡
「陽太さん♡今日は最後まで私の中に居てくださいませ」
うぅ?桜子さんもとぅるとぅるじゃないか~!
「はい♡お母様と一緒に磨いて頂きましたの♡これほどまで喜んでい…いやん♡激しいですわ♡この間と違いますぅ~♡」
うぉぉ~!桜子さん♡
「「「私達もどうぞ♡」」」
うぉぉ~!使用人さん♡
だから!こんなに謝礼貰えないって!




