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貞操観念逆転世界で『催眠アプリ』を手に入れた俺はクラスメイトに少しエッチなお願いをする~なお彼女達は催眠には掛かっていない  作者: 優香猫


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撮影会はポッチャリ男子が人気(嫉妬)

色々なクラスの買い出しに付き合い、お散歩デートをした。言っておくが他の子とはクレープだけだよ、本当に。


そしてクレープ屋に行列ができ始めた頃、学園祭が始まる。

今日からこの土日の二日間、学園を一般にも解放して行われる。


俺は自分のクラスの男装カフェの他にも写真部や演劇部、他のクラスの出し物にも参加する予定となっている。学園祭を楽しみたい。


今日はまず写真部にお邪魔する。

お昼頃に自分のクラスの男装カフェに行けばいいので、写真部での撮影会が終わった後にちょっと空き時間がある。なので。


「まさか悠斗が参加してくれるなんてね」


「陽太が撮影会が終わったら学園祭を一緒に廻ってくれるって言うから、しょうがなくだよ」


悠斗を学園祭に誘ったらまさかのオッケーが貰えたんだ。ただし写真部の撮影会に参加した後でね、との条件を出したが。


お互い女子を誘えば一緒に来てくれる子は居るだろう、だがこういうのって同性と廻りたくもあるんだよね。


「B組のおっぱいデカイ女の子は搾精日に手伝わせるのにはちょうどいいけど、結婚して子供が出来るまで何回も相手にするのは違うんだよね。他の女の子も抱いたけど僕のクラスには二回目は無いかな。だから…」


出たよ、悠斗の上から目線のエロ話。

これが無ければもっと仲良くなれるのに。

てきとうな相槌を打っていると目的の写真部に着いた。


「来た来た、陽太君!お疲れ。悠斗様もお疲れ様です。さっそくですが中へどうぞ」


俺のクラスの写真部が案内してくれた。


中には椅子が二脚離れた位置にあり、真ん中をパーテーションで区切られている。

俺達はそれぞれそこに座っていればいいようだ。

そこにお客さんが来て自分のスマホで写真撮影していく、ツーショットも撮る事が出来るとのこと。


もちろん立ってポーズを取ってもいいし、並んでツーショットを撮ってもいいと説明があった。


「僕はしないよ、それより黒いテープを床に貼ってくれ。そこを越えたら警備員に取り押さえさせるからな」


え?


結構離れた位置にテープ貼っているけど?そんなツーショット写真でいいのか?


写真部に目線を送ればウンと頷かれた。


いいんだよな?これが普通の男性なんだな。


先に合図を決めておいて良かったよ。

俺が世間とは考え方が違っている事をクラスメイトは知っている。なので俺が、ん?と思った時には目線を送る事になった。

今日は身内だけではなく外部の人も来ているから俺がヤラかさないようにする為の対策だ。


「では、お客さん入ります!悠斗様お願いいたします。お客様、制限時間は三分です。ツーショット希望の際は私が撮りますので声掛けてくださいね」


カシャ♪カシャカシャカシャ♪


スマホのシャッター音が飛ぶ。

最後にツーショットを撮って終わったようだ。


終わった女性は楽しそうに悠斗の居る方を見て何度もお辞儀をしていた。


「次も悠斗様お願いいたします」


「悠斗様お願いいたします」


「悠斗様」


「悠斗様」


暇だ。


受け付けは見える位置にある。そこでお客さんは悠斗と俺を見比べてどちらを撮るのか決めているようだ。


また悠斗かよ。

どうなってるんだ?皆ポッチャリ男子が好きなのか?

最初の頃のクラスメイトのように「きゃあ♡」とこっちを見ている気はする。

だが選ばれるのは悠斗…わからん。


夜の飲食店なんかでお茶を挽くなんて言うけどこういう感じなんだろうな。


悠斗に嫉妬してしまう。


そんな時。


「陽太君!お客さん入ります!」


おお、やっと出番だ。サービスしちゃうよ!



「やほやほ~!陽太《《さん》》遊びに来たよ~」


「あっ、クレープ屋さんのお姉さん!」


知り合いだとしても来てくれたのは嬉しい。

このままお客さんゼロでは悲しくなる所だ。


「お客さんゼロなんだって~?それは相手が悪かったよね~。もう噂になってたよ~。痩せてるイケメンの高嶺の花より、良い意味で普通の男性様の方がワンチャン抱いて貰えるかも、って噂だよ~」


はぁ?

なにそれ?


クラス一の美少女より二番目三番目くらいのヤれそうな手の届きそうな女の子の方がモテる現象がここで起こってたって事!?



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