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貞操観念逆転世界で『催眠アプリ』を手に入れた俺はクラスメイトに少しエッチなお願いをする~なお彼女達は催眠には掛かっていない  作者: 優香猫


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買い出しデートはクレープだろ

昇降口で二人の生徒と出会った。

その中の一人はバレー部のキャプテン先輩だ。

もう一人も三年生のようだ。


「あっ、陽太さん!」

「陽太様!」


「先輩達は、どこか行くのですか?」


「ええ、学園祭の買い出しに…」


学園祭の買い出しの途中でデートっぽくなるシチュエーションのヤツは憧れるだろ。

一緒に行くしかない。


だがキャプテン先輩から「警護官なしで男性を外に連れては行けない」と言われた。


しまった、そんな落とし穴があるなんて。

今から真理さんを呼んでいたら遅くなる。


なら…



「ふんす!警護はお任せください!陽太様」


学園での俺の専属警備員となった彼女に頼むしかないな。初めての外での警護という事で気合いが入っている。


強さはこの間の寝技や初期の頃にクラスメイトを制圧した事から証明済みだしな。

ただこのヤル気が空回りしなければいいが。


「では行きましょうか」


「「はい、陽太さん(様)」」


お気付きだろうか?さん付けと様付け、この名前の呼び方にはちょっとしたルールがある。


女性が男性を呼ぶ時には基本的に様を付ける。

だが裏オプをした子には呼び捨てで良いよと言ったのだが、出来ないというので、さん付けに落ち着いた経緯がある。

なので、さん付けは経験済みの子、様付けは未経験の子とでも覚えていて欲しい。豆知識だな。いつ使うかは知らないが。



という訳で手を繋ぎ歩き出したのだが、左のキャプテン先輩とは身長差があり、俺に合わせる為に少し屈んで手を繋いでいるので歩き辛そうだ。


右の手を繋ぐ先輩は「手汗ごめんなさい」と誤りっぱなしだ。確かに手汗が凄いがこれは…


「大丈夫ですよ。俺の汗と混じり合ってなんかエッチですよね」


グッ、グッと握ればなんかエロい。


手か。手にフェチを感じた事は無かったな。最高の手を探すのもいいかもしれない。


ふむ、恋人繋ぎにして握ればもっとエロいな。


グニュ、グニュリ。


「あっ、そんな、陽太様の汗と混じってこんなのセッ○ス…あっ、逝♡」


やってしまった。ガクガクと膝を震わせて立っているのがやっとの先輩。


「ごめんなさい私トイレ行かないと!陽太様の手汗が乾く前に!もうだめ~♡ごめんなさい二人で行ってきてください!ぴゅー」


文字通りピューっと校舎に消えてしまった先輩を見送った。




気を取り直して歩き出した。買い出しの場所は徒歩十分にあるスーパーと百均が併設された所らしい。


「キャプテン先輩、肩を抱いてくれませんか?」


「そ、それはいくらなんでも、買い出しも授業の一環ですし…」


真面目なんだよなキャプテン先輩。


「歩き辛いし、肩抱いてくれた方がキャプテン先輩の二の腕を感じられていいかなって。キャプテン先輩の腕枕が一番好きなんですよ。それに男性の言う事は基本的に?」


「…してあげる」


男を使いたくは無いけど、こうでもしないと真面目なキャプテン先輩はしてくれないだろう。


軽く肩を抱いてくれた。


おお~!これこれ!

ブレザー越しだが良い!

安心感があるんだよな。


密着して体を寄せて二の腕を堪能していれば目当てのスーパーが見えてきた。


よしよし、外にはクレープのキッチンカーが停まっているな。


「キャプテン先輩!少し休憩していきませんか?」


「それはダメですよ」


「え~、食べさせ合いっことかしたいのに。キャプテン先輩のマンゴーと俺のバナナあ~ん♡ってしたいのに…」


「もぅ、陽太さんは私を悪い子にさせたいのですか?しかたがないですね。ガシっ」


ヨッシャ!

って肩を抱く手が強くなった?




あれ?


なぜこんな路地に入っていくの?

スーパーは目の前だよ?



たどり着いた先にあったのは紫色のネオンで描かれた【休憩】の看板だった…


ふーん、男性無料なんだ。

女性同士で利用するんだ。


じゃないよ!


クレープは!?

ベタなテンプレあるじゃん!

イチャイチャクレープ食べてる所を店員さんがイソスタに上げていいか?って言ってきて。バズるの。男性が食べたクレープ屋さん!って。

そんなのがしたかったの!

買い出しデートはクレープだろ!



「はい♡陽太さん、あ~ん♡」


あ~ん♡


そりゃもちろん食べるけど…


食べるけどさ♡


うぉぉ~キャプテン先輩♡




「じゃあ腕枕してください」


「それはダメですよ♡」


「どうして?」


「もう午前の授業が終わります。陽太さんは迎えが来ると聞いていますよ。陽太さんも着替えてくださいね」


そそくさと着替えてしまった。


真面目かよ!

俺の大好きな腕枕は?

そんなのってないよ。



せめてクレープだけでも!



◇◇◇◇


「買い出しに行った二人遅くない?」


「ねぇ見て!あそこのクレープ屋のイソスタ」


「えっ、陽太様と顔にモザイク掛かってるけどウチの制服の子よね?背の高さからあの子だわ」


「クレープ食べさせ合いっことか私もしたい♡」


「頬っぺに付いたクリーム舐め取ってる♡」


「あの子が買い食いとかよくしたわね」


「それよりもう一人はどうしたのかしら?」


「「「知らな~い」」」



ちゃんとバズらせときましたよっと。

のちに伝説のクレープ屋さんと呼ばれるとか呼ばれないとか。


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