朝から四人でエッチ「あ~、学園行きたくない」
チュンチュン♪
朝の光がカーテンの隙間から流れ込み俺を柔らかく照らしている。
両腕を広げて微睡みのなか三つの鼓動が心地良い。
彼女達の寝息を身体全体で感じる。
世界がゆっくりと流れ時間がほどける。
なんて詩的な事を言っている場合じゃない!
右を見れば沙織が左を見れば美々が俺の腕枕で寝息をたてている。
脚を絡めてくっ付き抱き枕にでもなった気分だ。
千春はといえば俺の上に覆い被さるように寝ている。胸に頭を置いてスヤスヤ眠るのは可愛いいしかない。
重くは無いが寝づらくないのか心配してしまう。
確か、一緒に寝たいって言われて皆と寝る事になったんだよな?
その時はキャミソールとパンツを履いていた。
俺もTシャツとパンツは履いていたはず。
でもなんで全裸なんだよ!
俺もいつの間にか全裸だし!
それよりマズイのは朝の生理現象だろ。
昨日三回も出したというのに元気なヤツだ。
それが上で寝ている千春のいい所に当たっている。
当ててんのよ♡とか言ってみるか?
心なしか濡れている気もするし素股のようで気持ちいい。
このまま少し腰を上げれば入ってしまいそうだな。
女の子三人に裸で密着されムラムラする。
朝からスルなんて引かれるだろうな。
「(ヨータの陽太も起きた♡)」
え?
「(このまま♡くふん♡)」
「(千春だめだって!入ってるってば♡起きたらどうすんの?)」
「(真理さん?ヨータが声出さなければ大丈夫)」
なんで警護官の真理さんが出てくんだよ。
俺の声やっぱり大きいのか。
横の二人だよ!と視線で…
「「二人で舐めてあげる♡」」
起きてんのかい!くはっ。
同時に三ヶ所責められるのは初めて♡
絵面がエロ過ぎる。
突起を二人が舐めて吸って、下では腰を打ち付ける。
「二人が舐めたらまた大きくなった♡サオリン交代するよ♡ビビちゃんも♡」
マジですか?
そんなの…
いったいいつ果てたのか、果ててないのかも分からない。萎える暇も与えられなかった。
何度となく入れ替わり、口やら耳やら全ての気持ちいい所を蹂躙されていく。
この世界の女の子の本気を見た気がする。
ぐったりと眠りに付いた三人の頭を撫でながら思うのは。
「あ~、学園行きたくねぇな」
このダルさもあるが、隣のクラスの男子である悠斗に会いたくない。
きっと裸で抱き合う命令をするのだろう。
自習室に誰か連れ込むのだろう。
女の子をヤリ捨てるのだろう。
俺が面白半分で悠斗とB組の女の子を巻き込んでしまった。
この世界では悠斗が普通なのかもしれない。
B組の女の子も納得しているのかもしれない。
それでも罪悪感に苛まれる。
自分の行動が正しくなかったと感じてしまう、心の中を黒いモヤが手を突っ込んでくる。
彼女達を撫でながら俺も少し眠ろうと思った。
眠れなかった。




