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貞操観念逆転世界で『催眠アプリ』を手に入れた俺はクラスメイトに少しエッチなお願いをする~なお彼女達は催眠には掛かっていない  作者: 優香猫


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久しぶりの催眠「もっとエッチな命令してよ」

女子が怖い。


なんていう事は無い。怖いのは女子の方なんだろうな。

頭撫でてイチャイチャしてキスして、その先も期待させてしまっていたのだろう。


ただ他の皆も同じラインにいるという安心感もあったはずだ。好感度管理もしていたし、千春も言っていたな「他の子にもシテあげて」と。


それはクラスで共有されていたと思う。

独り占めしない、誰かがした事は皆でする。


そんな毎日を俺もクラスメイトも楽しんでいたんだ。皆が笑顔だったし。


それが亜実と一線を越えた事により不安に変わったのだろう。


他の子ともしてくれるのか?

亜実だけに決めたのか?

私だけ誘われないかも?


そんな不安に襲われているのだろう。


ちゃんと話そう。

不安を取り除ければいいけど。


闇落ち病み堕ち、ヤンデレヒロインなんていらないの。後ろから刺されたくない。


「俺は口に出して言っては無かったけど皆と仲良くなりたいんだ。少しずつ段階を踏んでハグしてキスして。ここまで思わせ振りな事をしてきたんだ、これで終わりとは言わないよ。皆と最後までしたい」


「「「陽太くん♡」」」


「簡単に結婚するとは言えないけど、俺は複婚というか一夫多妻制も考えている。せっかく法律で認められているんだしね」


「「「一夫多妻ハーレム♡」」」


空気が変わった。


「それで久しぶりに催眠アプリを使いたくて、B組の子にも見てもらいたいのだけどいいかな?」


「亜実から聞いているわ、B組の悠斗様の為だなんて友達想いなんですね。協力するわ、でも久しぶりの陽太君の催眠だから、ねぇ?みんな?」


「「「もっとエッチな命令して♡」」」


えぇ~!

それが一番怖いよ。




◇◇◇◇


ホワン♪ホワン♪


「B組の皆お待たせ。A組の子が催眠に掛かったから教室入ってくれる?」


ぞろぞろと教室の後ろに並ぶB組女子と机に座るA組女子。

なんだか授業参観みたいだ。


「このアプリから音と映像が流れると催眠に掛かるんだ。ほら、テレビで見た事あるでしょ。脱力してボーッとしてるの」


「「「本当に掛かってるの?」」」


「今からそれを証明していくから見てて。では皆顔を上げて。命令するね、キス顔見せて!一番可愛いヤツ!お願い」


「「「これは恥ずかしいよ」」」

「「「本当に掛かってないと出来ないよ」」」


「うわぁ、皆可愛いよ。やっぱりキス顔ってエッチだよね。目を閉じて無防備だし俺にキスされるんじゃないか?ってドキドキが伝わってくるし、こんな可愛い顔を近くで見ていいなんて…エッチだ♡」


「「「……」」」


「もう無理、我慢できないから順番にキスしていくから!ちゅっ、可愛い、舌も入れるね♡れろ」


ちゅっ♡

れろ♡


「「「(エッロ)」」」

「「「(糸引いてるのヤバっ)」」」

「「「(栞ちゃん胸揉まれながら…)」」」


「やっぱりキス好きだな。厚い唇も薄い唇も好き。ん?なんだ?こんなのエッチじゃないって?」


皆の目がこれじゃないって言ってる。

エッチの基準が分からない。

もっとエッチな命令なんて…


「そうか、なら気になってたんだ。前に付けたキスマーク薄くなってるの。マーキングさせて、他の男の所に行かないように。俺の大好きな女の子なんだ♡って」


ちゅー、あむ、れろ、ちゅーっ♡


「くはん♡あん♡ぃく~♡ごめんなさいごめんなさいこれ好きなの♡」

「ひゃん♡」

「はん♡」

「ヨータ、くふぅん♡すき♡」


「亜実にはさっき付けたから逆に俺に付けてくれるかな。うぉっ♡これは、ゾクゾクするな。ちょっ、もういいって。くはっ♡くっ♡」


「「「何見せられてるの?」」」

「「「逝ってるよね?」」」

「「「見てるだけで変な気分になっちゃう」」」

「「「男子のアエギ声たまらん♡」」」



おっと、B組の子が居たんだった。

ホワン♪ホワン♪聞いていると自分の世界に入ってしまうな。


「ごほん、まあこんな事を明日悠斗にもされるかもしれな…あん?なんだ?B組の子も催眠に掛かってるのか?キス顔見せて可愛いな。キスしていいのか…痛っ!」


「駄目に決まってるでしょ!彼女達は悠斗様のクラスメイトなのよ!先に手を出してどうするのよ!」


栞の言う通りだ。

それに催眠に掛かる訳がなかった。

嘘アプリだからな!


「あなた達もキス顔止めなさい。こんな嘘催眠に掛かる訳無いでしょ!見ての通り私達は催眠に掛かってなんていないわ!掛かる振りしてただけなの!」


「「「そんな~!私達もキスしたい!」」」


「それは悠斗様次第ね。でも催眠に掛かる振りをするだけでこうして男子と触れ合えるの。それだけでも潤うわよ?初日にやらかして、もう男子が教室に来る事の無いあなた達には明日がラストチャンスよ。あなた達も掛かった振りしてみる?」


「「「します!」」」


おお、栞が全部言ってくれた。

少し言い過ぎのような気もするけど。


「一つ私から言っておくとすれば、とてつもない忍耐力が要求されるわ、いつも性欲に負けて襲いたくなる。それを我慢するのは、ずっと愛撫されている様なものなの。みんな夜が大変よ。あと代えの下着を持って来た方がいいわね」


え?

皆そんな感じだったの?



「まあそんな感じで明日の朝、悠斗をB組に連れてくるからよろしくね。どうなるか分からないけど何もされなかった子が居たら俺がキスくらいならするから♡」


「「「ちょっと!陽太君!なに他のクラスの子を口説いてるのよ!それより先にスル事あるの忘れてないでしょうね!?」」」


明日が楽しみだ!

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