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貞操観念逆転世界で『催眠アプリ』を手に入れた俺はクラスメイトに少しエッチなお願いをする~なお彼女達は催眠には掛かっていない  作者: 優香猫


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23/55

喘ぎ声が大きいから隣の男子がクレームを入れてきた

最近学園では一年A組の話題でもちきりらしい。一年A組というのは俺のクラスだ。


それもそのはず、妄想キスを叶える為に学園中を歩き廻っている所を目撃されていたからだ。


屋上や体育館裏、図書室、保健室などで人目を避けてキスをしたが完全に避ける事はできなかったようだ。


移動中は手を繋いだり腕を組んで歩くし、隣を歩く彼女達の服装はミニスカで透けブラだ。(ノーブラの子もいる)


そんな女の子を連れて嫌な顔もせず、むしろ嬉しそうに歩く姿が大勢の目に留まったのだろう。


巷では性欲男子と呼ばれているらしい。

もう少しカッコいいのにして欲しい。


そんな男が歩いていると理性が飛んでしまう子も出てくる。

凄い勢いで抱き付こうとする子が後をたたないが警備員にあえなく捕まえられてしまう。

穏便に済ませて、と言ってあるから逮捕される事はないだろう。


それもバスケ部に顔を出した後くらいから落ち着いた。今は遠くから手を振ってくるくらいだ。手を振り返すと喜んでくれる。


パンダにでもなった気分だな。

それだけ性欲男子が珍しいって事だ。



さて、二週間近くかけてクラスの皆とキスをしてきたが、残すはバレー部の亜実だけとなった。


「亜実がしたいキス教えて」


「ふん♡私はそんな事考えた事もない。だが陽太が膝枕して欲しいのならしよう。自習室に行こうか♡」


亜実…それって、そういう事だよな?


「うん、行こう!」


(陽太君って亜実の太もも好きだよね)

(今、陽太って呼ばなかった?)

(あの子いつもあんな感じだしねぇ)

(密室で膝枕…)

(亜実はそんな隠語知るはず無いって)



◇◇◇◇


自習室に向かう途中で警備員さんに声を掛けられた。前回、自習室に行った時の警備員さんだ。


「発言失礼します。本日は他にも男性様が自習室を利用しております。なので、その、何をするのかは存じませんが、出来れば声を抑えていただきたいのですが…」


そうか、そうだよな。

気を付けよう。


「亜実、さっそく膝まくっ」

「陽太♡ちゅっ、ちゅっ♡」


あれ?亜実さん?膝枕…


キスされながら服を脱がされた。


もう汗かいて臨戦態勢なんですね?

俺もだよ!


「うぉぉ♡亜実、今日は俺が…」


「陽太♡きてぇ♡」


うぉぉ~!


太もも抱えて果てた。






やっぱり腕枕は好きだ。


今度は最高の腕枕選手権でもしようかな。


俺の性癖に二の腕というページが増えた瞬間だった。




コンコン♪


「陽太様、発言失礼します。警備の者です。お着替えは終えられましたでしょうか?一件お伝えしたい事がございまして…」


なんだろ?というか裸なのバレてるのか。

そうだよな。

着替えよう。




「どうぞ入ってください」



「失礼します。アノ声が隣の部屋まで漏れていたようでして、隣の男性様がいったい何をしているのか陽太様と話をしたいとの事です」


ヤバっ、クレームか?


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