表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貞操観念逆転世界で『催眠アプリ』を手に入れた俺はクラスメイトに少しエッチなお願いをする~なお彼女達は催眠には掛かっていない  作者: 優香猫


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

21/55

命令「私達とキスしなさい」「しないよ、でも」

「おはよう」


ガヤガヤとした教室で挨拶を返してくれる子はいなかった。

それもそのはず、教室の一画に人だかりが出来ていて千春が全員に囲まれている。

亜実が囲まれていないのは不思議だ。


「ねぇ?何かあったんでしょ?」

「あの公園に行ったのよね?」

「キスした?したんでしょ?」


「えへへ♡すき♡」


「「「もう!さっきから話にならない!」」」


質問攻めにあう千春の顔はキスを思いだしてでもいるのだろうか、蕩けていて返事もろくにしていない。



「あっ!ヨータおはよう♡おはようのキスは?」


「「「おはようのキス!?」」」


「しないよ」


「なんでよ、お休みのキスはしてくれたのに♡」


「「「キスしたの!?きゃぁ」」」


「なら催眠アプリで命令するね。私とキスして」


「「「私達とでしょ!千春!」」」


やっぱ仲いいな。

だが、断る!


「しないよ。俺は妄想陰キャだから色々妄想するんだ、ファーストキスだって夜景見ながらしたいとか。それを千春が叶えてくれて嬉しかった」


「「「……」」」


「だから簡単にキスするのは勿体ないだろ!皆の理想のキス、妄想してるキスを教えて欲しい。だってそんなの絶対エッチじゃん!俺が叶えてあげるから教えて、お願い」



「ねぇ亜実も妄想したりする?もしかして部活の後にもうキスしてたりして~」

「ふん♡キスなど、あっ…」


亜実と二人『あっ』という表情のまま見つめ合い固まってしまった。

そういえばキスしてなかったな。


亜実は肌を重ねたからといって馴れ馴れしくするつもりは無いと言っていた。

重い女にはなりたくないらしい。


周りにも言っていないのだろう。

彼女から言いふらさないなら俺がわざわざ言うものでもない。


そんな中、理想のキスを教えてくれる子が現れた。


「はい、はい、はい!なら私は屋上のベンチで肩を抱かれながらしたい!今から行きたい!」


この子は催眠で襲おうとした子だ。

なんて素敵なシチュエーションだ!


「で、本当は?どんなキスがしたいの?正直に話さないとしてあげないよ」


この子がそんな少女漫画みたいなキスを妄想する訳がないだろ!

ほら、ほら正直に話してみなさい。


「あの~、引かない?なら、陽太君が催眠アプリを使う前、まだ打ち解ける前に戻って嫌がる陽太君にキスしたい!ダメかな?」


キター!そういうのだよ!


「ダメなんて言わないよ。そういうエッチなのが聞きたいの!どうする?今からしてみる?」


「いいの?」


「いいよ、俺は嫌がる振りをするからガンガン来てね♡じゃあ始めるね…ちょっと!近いですよ!離れてください!」


「え?これ、いいのよね?ごくり♪」


「止めてください!何しようとしてるんですか!帰ります、通してください」


「通す訳ないでしょ。ドン♪はぁはぁ♡」


壁ドンで興奮するんだ。


ちゅ~っ♡


「ちょっと!ん゛ん゛、ぷはっ、そんな…初めてだったのに」


「ごめん無理、抑えられない。ちゅっ♡ちゅっ♡れろっ、れぇろぉ♡」


「「「舌入れてる♡」」」

「私もしてないのに、ズルい」


そうだよね、でも最初の子がここまでしたから後の子はやりやすくなったんじゃないか?

ファーストペンギン的な。


「入れていいのは、入れられる覚悟のあるやつだけだよね?れぇろ♡」


「え?あん♡くはぁん♡らめ~いっくぅ♡」


相手の舌をなぞり、上顎を軽く舐めると膝から崩れ落ちてしまった。


キスマークを付けた時も思ったけど、この世界の子って感じ易いよね?

亜実もすぐ濡れるみたいだし(本人は汗をかいてると言っているが)イキやすい。




他の子の妄想もエッチだった。


バックハグからのキスの妄想が多かった。

バックハグから優しいキス、顎クイキス、激しいキス。

俺がされる側だったけど。


体育倉庫でマットに押し倒され、両手を上にあげ拘束されてのキスは興奮した。M気質なのかもしれない。

これも俺がされる側だったが。


俺から小声で「キスして♡」と耳元でおねだりするのも好評だった。抑えられないくらいムラムラするようだ。



観覧車乗ってキス。

映画館で恋愛映画見ながらキス。


これは警護官付きだったが放課後デートぽくてよかった。



「千春はおはようのチュウでいいのか?」


「えへへ♡ちゅっ、すき♡」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ