プレハブ住宅の住人に俺はなる!
どうも。今回はすこしグダグダで。
ご容赦ください。
学園長から寮に案内されてあっという間にゴールデンウィークが明けようとしてる。
世間は5月病だとかなんだとかいって鬱になってる人がいるだろうが、俺は違う意味で鬱になりかけてる。
何故かって?
だってあの学園長いきなり女子寮に俺を放り込もうとしやがった。
無理無理無理。
男世帯で育ったんだ。
何がなんだかわからねぇ。
でもそこに入寮することはなかった。
それは良くも悪くも親父のおかげ。
寮の門をくぐったところで黄色い声があがったからだ。
「キャーキャー」
「え!!あのダンディな叔父様だれかしら!?」
「ちょっとちょっと誰か寮を綺麗にして!」
「そういって自分自身を綺麗にしてるのは誰かしら!?」
「私もう結婚したい!!♡」
と色々。
それを聞いたというか効いた?学園長が頭を抱えて俺をみるのよ。
そのドヤ顔がまるで、源ちゃんでこれなんだからあなたはもっとヤバいのよと言いたそうな。
そんな感じ。
「源ちゃん。」
「ん?どうしたの?」
「ハウス。」
この1言で黒服のガードマンが両脇を抱えて引っ張られていった。
「開!まあ、頑張れ」
そう言い残して。
「ごめんね〜気を取り直して行きましょ。」
そして、学園長は歩き出した。
どれだけ歩いただろうか。
学園の敷地だろうがけっこう歩いた15分くらいか?
そこには工事現場などで見られるプレハブ住宅のような建物が林に埋もれていた。
そこに着いて。
「開ちゃん。申し訳ないのだけど。今日からここがあなたの住居でーす!パチパチパチ!!」
パチパチパチって口でいうのかよ。
でもそこのプレハブ住宅は実家よりも綺麗で俺としては雨風しのげればそれで充分だ。
とりあえずお礼をいっておこう。
「ありがとうございます。」
「ごめんねー。本当は共同生活してもらってみんなと親睦を深めてもらいたかったのだけれど……ねぇ。たぶん大混乱になるだろうから。」
親父であれだもんな。男がいたらそりゃ嫌だろう。
「いえいえ。1人で炊事、洗濯、家事ひと通りできるので大丈夫っすよ!?」
いやそういう意味でいったわけじゃないんだけど。
と言っていた学園長は溜息をつきながらいっていたが、どんな意味なんだ?
こんな感じでゴタゴタな引っ越しが終わりを迎えた。
本当に色々あったよ。
その反動から休みはグダグダしちまった。
プレハブ住宅も冷暖房設備もしっかりしていて家具も一式揃ってる。
壁は薄いが周りにはプレハブ住宅を囲むように林が広がってるだけで何もないので不自由はない。
こうして俺は転校初日を迎えた。
どうなることやら。
毎週更新できるようきやっていこうと思っているのでよろしくおねがいします。