第三回:執筆を楽にする方法と誤字を少なくする方法を知ろう!
逢魔時「底辺なろう作家プレゼンツ小説執筆講座へようこそ。第三回のテーマは『執筆を楽にする方法と誤字を少なくする方法を知ろう!』だ」
白崎「確かに効率よく書くのは重要ですね」
逢魔時「一応紹介はするけど、個人的にはあまりオススメしないものもある。僕は時代に逆行しているタイプだからね」
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◆なろうの入力機能について。
上から記号挿入の「」、()、…、―、␣。文字列の一括置換のなろう↪よもう。自動字下げ。ルビの挿入。傍点の挿入。挿絵の挿入。なろう専用タグの挿入。文字サイズの変更。
詳しくは『入力補助機能‐マニュアル』を参照。http://syosetu.com/man/assist-input/
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逢魔時「本当に便利な世の中になったよね。ちなみに初期の『小説執筆・投稿講座』を書いた時にはこんな機能は無かった」
逢魔時「だけど、誰もがこの機能を使う訳じゃない。僕はスマートフォンから書いているけど、速度制限が怖いからずっとスマートフォンのメモで書いているよ。ちなみに、オススメは文字数カウントがついててカテゴリー別になっているものだ。複数連載の人には便利だよ」
逢魔時「じゃあ、手動でルビを打つならどうするか? その方法を説明しよう。今回は小説家になろうのルール準拠でいくよ」
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◆ルビの振り方。
↓こんな風に書くと
こんな風に表示される。
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逢魔時「ここからはスマートフォンなどを使っている人向けだ。たまに入力できない文字があったりするだろう? そういう時はユーザ辞書を使うのがオススメだ」
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◆ユーザ辞書の使い方、iPhoneの場合
一般→キーボード→ユーザ辞書で行くことが可能。単語の部分に使いたいものを、読みの部分に適当な文字を一つ選んで(『あ』とか『か』とか)を入れる。
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逢魔時「この方法なら全角の空白入力や二つ繋げた三点リーダなども入力できる。使いやすいようにカスタマイズするのをオススメしたい」
白崎「ユーザ辞書ですか? 確かに上手く使えば執筆速度が向上しそうですね」
逢魔時「後はwordを使って執筆している時によく起こる一マス下がらない時の対処法。あの現象は一マス下がらないのは一旦書いた後、前の行に戻し、再度改行することで起こるものだ。対処方法として、あらかじめ一マス開けた行に貼り付けるか戻せば、一マス開いたままの状態となる。まあ、知っておいて損のない豆知識だな」
逢魔時「では、最後に執筆のミスの対処法の小ネタを教えよう。……まあ、僕はやってないけど」
白崎「だから、逢魔時さんの作品って誤字が多いんですね」
逢魔時「白崎さん。わざわざ言わなくてよろしい。……その方法は「逆から読む」。通常の読書では必要な情報を脳で補うが、逆から読むことで間違いを発見しやすくなるらしい。例文で確認してみてくれ」
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――野生のゴブリンが現れた。
……いや、野生じゃないゴブリンって何? ゴブリンの養殖って誰得? ウナギの完全養殖ならば結構需要あるだろうけど、ゴブリンを養殖したところで害こそあれ得になることは一つとして思い至らない。
どうやら向こうのゴブリンさんはこちらに気づいていないようだ。
なら、なんでこっちは気づけているんだって? 【索敵】さんと【望遠】さんのおかげです。【索敵】でゴブリンに気づかれる前に発見し、【望遠】でその姿を視認。薄暗いからくっきりとは見えないけど、まあ輪郭さえ分かれば【鑑定】使えるから良しとしますか。
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――野生のゴブリンが表れた。
……いや、野生じゃないゴブリンって何? ゴブリンの養殖って誰得? ウナギの完全養殖ならば結構需要あるだろうけど、ゴブソンを養殖したところで害こそあれ得になることは一つとして思い至らない。
どうやら向こうのゴブリンさんはこちらに気づいていないようだ。
なら、なんでこっちは気づけているんだって? 【索敵】さんと【望遠】さんのおかげです。【索敵】でゴブリンに気ずかれる前に発見し、【望遠】でその姿を視認。薄暗いからくっきりとは見えないけど、まあ輪郭さえ分かれば【鑑定】使えるから良しとしますか。
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逢魔時「上が正解で下が間違いだ。三つあるが、どれが間違いか分かったかな?」