第一回:記号を覚えよう!
◆逢魔時 夕
小説家になろうの底辺物書き。アドバイザーの役割を果たす。
◆白崎 華代
最近小説を書き始めた駆け出し小説家。『文学少年(変態さん)は世界最恐!? 〜明らかにハズレの【書誌学】、【異食】、にーとと意味不明な【魔術文化学概論】を押し付けられて異世界召喚された筈なのに気づいたら厄災扱いされていました〜』のメインヒロインの一人。
逢魔時「底辺なろう作家プレゼンツ小説執筆講座へようこそ。今回の講座は小説を書きたいという白崎さんと一緒にどうやって小説を書けばいいんだ? って問いに対して答えていこうと思う。勿論、ここで語ることを僕が全て実践できている訳じゃないから、もしここで教える方法をマスターすれば、僕なんか雑魚だと思えるくらいの小説書きになれるよ」
白崎「逢魔時さん、よろしくお願いします。……逢魔時さんも自虐が強いですよね。なんだか雰囲気が草子さんに似てます」
逢魔時「まあ、彼の性格は僕を基にした部分もあるからね。或いは、彼の性格が僕に移ってきたのか……まあ、小説を書いていればよくあることだよ。……そうそう、この講座では『文学少年(変態さん)は世界最恐!? 〜明らかにハズレの【書誌学】、【異食】、にーとと意味不明な【魔術文化学概論】を押し付けられて異世界召喚された筈なのに気づいたら厄災扱いされていました〜』という自作小説を参考する場合もあるから是非一度読んでみて欲しい。勿論、ここの講座を読むにあたりどうしても必要だという訳ではないから、読まなくてもいいけどね。https://ncode.syosetu.com/n6943ew/というURLを入力すれば無料で読めるから一度読んで欲しいとは思うけどね」
逢魔時「さて、第一回のテーマは『記号を覚えよう!』だ。この記号というのは必ず名前を覚えておかなければならないという訳ではない。助詞や助動詞という言葉を知らなくても日本語を使えるように、記号の名前を覚えておかなくても小説は書ける。まあ、今後説明する際に分かるように、一応覚えておいてくれると助かるって感じだな」
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◆句読点
句点〔。〕と読点〔、または,〕の総称。読みやすくする効果を持つ。
◆括弧
「」や“”、【】や『』など実に様々なものが存在する。会話文から強調まで種類によって別々の用途がある。
・丸括弧()
語句または文の次に、それらについて特に注記を加えるときに用いる。また語句の読みを示す場合にも用いる。
・鉤括弧「」
会話の箇所を囲む括弧として用いる。また、文章の引用にも使用される。
・隅付き括弧【】
決まった用途はないが、強調したい場合や目立たせたい場合に用いることが多い。
・二重鉤括弧『』
文章の引用にも使用される。また、ある作品が複数の作品から成り立っている場合、個々の作品の名称に「」を、作品全体ないし作品集の名称に『』を、それぞれ用いる。
また、会話文において「」内に入れる括弧としても使われる。
・ダブルクォーテーションマーク“”
文章内での強調記号として使われる。〝〟が代用される場合もある。
・亀甲括弧〔〕山括弧〈〉
特に使用方法が決められている訳では無いので作者の自由に使用できる。
◆疑問符、感嘆符
クエスチョンマーク〔?〕やエクスクラメーションマーク〔!〕のこと。
・疑問符〔?〕
一般には、疑問文の最後に、終止符に換えて置かれる。
・感嘆符〔!〕
強調を表し、強調を表す対象の後に置かれる。使い方は疑問符と同じ。
◆三点リーダ〔…〕
主に間を作りたいときに使う。
◆ ダッシュ〔―〕
主に説明補足や一瞬の間を表すために用いられる。
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白崎「いっぱいありますね。名前と一致させる必要はありませんが、全て覚えておけば書くときに役立ちそうです」
逢魔時「人によって本当に使い方は様々だ。特に括弧の話になると、全然違う使い方をしていることもある。読書をする場合、その人がどのように使い分けているかを調べるのも面白いと思うよ」
逢魔時「では、それぞれの注意点を纏めておこう」
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◆会話文での句点の使い方。
教科などでは括弧の後ろに句点を入れる形で書かれているのが、ほとんどの小説では括弧の後ろに句点を入れないのが多数派となっている。
実はどちらも正しく、昔の文豪の小説なども括弧の後ろに句点を入れる形で書かれている。現在の主流は括弧の後ろに句点を入れない形で書くことになっている。
どちらの書き方も別に間違ってはいないが、作品を書くときにはどちらかに統一すべきである。
◆ ?や!の後ろには全角で空白を一つ入れる。
疑問符、感嘆符の後ろに全角で空白を一つ入れるというのはあまり知られていないが、出版業界では常識なことらしい。※ネットに書いてあった。
半角でもいいのかもしれないが、全角ならまず間違いはないと思われる。
ちなみに♪や❤︎などの記号には明確な使用方法がないようだが、疑問符や感嘆符と同様の方法を用いればまず間違いないと思われる。
◆ダッシュや三点リーダ
共通するのはセットで使うこと。小説を書く上では必ず使用するが、誤用する人が圧倒的に多い。表現としてあるいはこだわりがあって使う場合はいいが、そうでなければルールに従って使用することをおすすめする。
基本的には偶数個で使うが一部出版社では奇数個で使用している場合もあるため、特に規則はないように思われる。
【・・・】や【。。。】の使用は代表的な誤用だが狙ってやっているのであれば問題なし。ただし、文法にうるさい人の場合はちょくちょく指摘する可能性があるため、使用には覚悟が必要。
使い過ぎると読み難くなるという人もいるので注意が必要。
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逢魔時「ここでの使い方はあくまで一般的なものであって、必ず合わせないといけないという訳ではない。だけど、表記というのは見やすくするために統一するものだから、合わせておいた方が読みやすくなることは確実だ」
白崎「まだ初心者なら、自己流に走らずに基本の書き方というものがどういうものかを知ることが重要ということですね」
逢魔時「あんまり偉そうなことは言えないけど、そういうことだな」
参考文献
Wikipedia
『大学生のための文学トレーニング近代編』三省堂
編著:河野龍也/佐藤淳一/古川祐佳/山根龍一/山本良
『0から始める小説の書き方徹底講座!』
作者:N.M.ぺんくらぶ
https://ncode.syosetu.com/n3716ba/11/
資料小説
『文学少年(変態さん)は世界最恐!? 〜明らかにハズレの【書誌学】、【異食】、にーとと意味不明な【魔術文化学概論】を押し付けられて異世界召喚された筈なのに気づいたら厄災扱いされていました〜』
作者:逢魔時 夕 https://ncode.syosetu.com/n6943ew/
『必勝の聖眼の神殺しと戦女神』
作者:白花氏
https://ncode.syosetu.com/n5762cz/