表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

掌編小説集8 (351話~400話)

地獄の沙汰

作者: 蹴沢缶九郎

三途の川の(ほとり)に渡し舟屋があり、そこの主である老婆が、やってきた白装束の亡者達に言った。


「いいかい、あんた達。舟に乗ってこの川を渡りたければ、舟賃、一人十万円よこしな。でないと舟には乗せられないよ。金のない貧乏人どもは、あの世に行く事も、現世に戻る事も出来ず、一生この川原にいるんだ。地獄の沙汰も金次第ってね」


だが、亡者達は互いに顔を見合わせると、老婆の渡し舟には誰一人乗らず、自力で川を渡っていった。亡くなり、足を失い宙を浮かんでいる彼らに、川を渡る事など造作もないのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 金の亡者vs亡者
2017/07/11 13:10 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ