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HILU  作者: サキ・ヒルズ
23/34

姦して。

彼に、嫌われてしまった。


私はわからなかった。


感謝の伝え方。


教わったのは、自分の痛めつけ方だけ。


私が痛がったり、苦しんだりすれば、

周りの人間は喜んだ。


彼を、同じに思ったわけじゃないけど、

これしかわからなかった。


もう、死にたい。


殺してほしい。


私が駄目だったといえど、

私は頑張った。


どうにか認められたかった。


人間になりたかった。


愛されたかった。


でもどうせ無理。


こんな醜い、ゴミ、

見たくもないだろうし。


彼に少しでもなびいたのが間違いだった。


彼は人間。


私とは住んでた世界も違った。


どうせ無理だった。


私は無理だ。


もう死のう。


死にたい、死のう、殺して。


殺してください。


誰か殺してください。

お願いします。

殺して。

殺して。

殺して。


死なせて。


こんな頑張っても認められない。

否定される。


元々が辛い。


色が見えない。


死にたい。


死にたい。


死にたい。


でも、どうせ死ぬなら…















































































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