1話(1)「むきりょくーず、たちあげ!」
〜〜4月某日、愛知県留々間市佐波町〜〜
「おふぁよー」
そう言いいボサボサした紫色の髪を整えながら、眠そうにリビングに入ってったのは多分世界一無気力な女子高生、夢樹緑さな。
身長は平均くらい、いつも眠そうな顔をしていて、無気力すぎて言葉が聞き取りにくいことが多々ある。
名前からも無気力さが伝わってくる。
最近高校へ進学した高一である。
ちなみに中学校では委員会部活係掃除全部サボってた。
「あら、もう起きてたの……え、さながもう起きてる!?なにかやばいことでも起こるのかしら……」
そう言ったのはさなの母、夢樹緑正子。
茶髪で少し身長が高めのそれ以外は至って普通の母親だ。
彼女は元は真字目家だったのだが、何故か、ガチで何があったのかよく分かってないが父の方の苗字に勝手に決められてた。
そして、新婚の時よりかマシなもののその父もクソがつくほど無気力だ。
ちなみに母は未だに苗字を何とかできなかったかと後悔している。
きっと苗字が真字目だったらその名の通り真面目な性格になる……と思ってたのに。
「ひどいいいぐすぁだぬぁあ、いっつゎいわたしをぬぁんだつぉおむぉってるぬぉ?」
無気力すぎて草。(地の文が草とか言うな)
「あんたその喋り方何とかならない?家族でも半分位しか聞き取れないくらい聞きにくいんだけど」
「ふぇ?すぉんなくぉとぬぁいよ」
「そんなことあるから言ってるんだよ」
「ん、あさっぱらからどーしたんだ?」
そう言ってリビングに入ってきたのはさっき言ってた父、名前は夢樹緑遊太。
少しスリムでちょいイケメンってくらいのおじさんだ。
学生時代はモテてたけど恋愛は面倒くさいと言って15回、全ての告白を振ったらしい。
ちなみに真偽は不明。
あとは……無気力、それ以上に言うことは無い。
まあ普通に仕事はできているとでも言っておこう。
「あ、あなた、なんかさながこんな時間からもう起きてるんだけど」
「………ん、なんて言った?」
「あー、やばい、こいつらのせいで朝から血圧がぐっと上がってるわ」
「てかふとぅーにめがすぁめたくぁらおくぃただくぇだくぇど?」
「え……?」
正子がふとスマホを見る。
そこには8時10分と写っていた。
「あ……」
「どぉーしつぁの?そんぬぁおどるぉいたかうぉしt……」
「さなは早く支度しなさい!あなたも早く会社の準備して!!!」
お気づきの方もいるかもしれない。
そう、壁掛け時計の方がズレていたのだ。
「どーしたの、そんないそいで……」
母の慌てようにさすがのさなも少しゆるさが抜ける。
ちなみにさなのセリフはゆるさを表現するために基本ひらがなである。
さっきから読みにくいかもしれないけど許して。(By作者)
それと皆さんお気づきかもしれませんがギャグストーリーな上に作者がてきとーに書いたストーリーだから変なところがあっても許して。(既にめちゃくちゃたけど)(By作者再び)
「か、壁掛け時計の時間がズレてたの……」
「え、まじか、なら急がないとな」
とか言ってそれほど急いでいる素振りのない父とさな。
「あんたたち急ぐつもりないわよね?」
「ありますん」
「ありますん」
あ、急ぐつもりも危機感も全く無いやつだ。
そう思い、母が秘密兵器を出す。
「あらー、そのつもりなら私もやることやりますけど?」
「ふぁ!?」
「ふぁ!?」
そう言って母が取り出したのは、『データを削除しますか?』と書いてあるとあるゲームの画面。
それも2つ、さなと父のゲームだ。
すると、弱みでも握られてるかのように……いや、実際にとある弱みを握られているので2人が同時にそそくさと支度をしだした。
「かぁさんずるいよーそんなことすぃようとすりゅなんて」
「こうでもしないと動かないあんたらのせいだよ、分かれ」
そんな会話をして、2人は急いで……いや、家から出たあとは分からないが騒がしい朝が終わった。
ちなみに、さっき母が出したあのゲームは『ゆるばと』って名前のバトルゲームらしい。
名前通り、無気力な2人にもちょうどいいゆるいゲームなのだとか。
「はあ、あいつらの性格どうにかならんかなあ」
誰にともなく小声で言う。
その頃さなの通う学校では。
〜〜留々間市立緩川高校、1年D組教室〜〜
「おっふぁふぁ!」
そう言ったのは緩野まい。
さなとは小学校から友達である。
ピンク髪で少し身長が低めの女の子だ。
そして、多分さなの次、つまり世界で2番目に無気力な女子高生だ。
ちなみに緩野は「ゆるの」じゃなくて「ゆの」と読む。(どうでもいい)
そして「おっふぁふぁ」はまい特有のおはようである。(どうでもいい×2)
「あ、まいちゃん、おふぁ〜」
「そーいえばさなっちきょうもちこくしたんだ」
そう、結局遅刻した。
ちなみにまいはさなのことをさなっちと呼んでいる。
「きょーはとけーがじゅれてたからすぃかたないよ〜」
「そーなんだ」
「そーいえばわたしたちむきりょくしゅぎてこのすとぉりぃよんでくれてるひとからしたらわたしたつぃのせるぃふよみにくすぎないかすぃんぱいだぬぁ」
「なんのはぬぁし?」
「いや、ぬぁんでもない、こっちのはなすぃ」
「もしかしてこのせかいはしょーせつのせかいでぎゃぐすとーりーだからなぜかしゅじんこうのさなっちがこれがものがたりのせかいだってしっててそれでわたしたちのむきりょくなぶんしょうのせいでよみにくくなってるかしんぱいになってる……ってこと?」
「そゆことー、りかいがはやくてたしゅかりゅ」
「そゆことかぁ」
さて……場面が学校に変わって早速めちゃくちゃだが……なんだこれ。(作者でもよく分からなくなってる)
「そーいえぶぁきょーのほーかごぶくぁつどーする?」
「わたしはさなのはいりたいぶかつにはいる」
「わたしもー」
何だこの会話……
そんなことはいいとして、そろそろ授業が始まりそうだ。
すると、教室に先生が来た。
「皆さんおはようございます、昨日会ったばかりなので、とりあえず私の名前の確認からしますか」
そう言って、先生が黒板に名前を書いた。
「昨日少ししか自己紹介できてないので改めて言いますね、私は本村紗里です、好きな食べ物は数学、担当教科は焼きそばです……って、逆やないかーい!!!」
「……」
一見真面目そうな先生だった、いや、まあ真面目だとは思う、だが、……ありえないほどギャグがつまらない。
教室が一瞬で静まり返った。
だが先生自身は爆笑しているようだ。
「はははははっ……あ、取り乱してしまいすみません……とりあえず今日やることを説明しますね」
まあ、良くも悪くも癖が強めの先生らしい。
しらんけど。
そーいえばまだ入学したばかりだからしばらく全部学活の4時間授業だったな。
そんなことを考えてたら、授業が本題へと入っていった。
「とりあえず今日は委員会、係等々を決めたいと思います、部活は放課後に説明会があるので部活に入りたい人は来てくださいね」
どーも、作者デース。
とある小説投稿サイトとここを併用しています。
ちな投稿し始めたのはその別の方の投稿サイトからです。
そんなことはいいとして、まあこの作品素人が適当に書いたヤツなんですけどどうなんでしょうかね。
分かりません。
まあギャグストーリーなんで多少めちゃくちゃでもいいのでは無いでしょうか(?)
とりあえず眠いのでこれ投稿してそろそろ寝ようと思います。
という訳で、この話を最後まで見てくれてありがとうございます!
ぜひ次回以降も見てくださいね。
ではまた。