野性おかま
一人SPA 若いウチナンチューとの遭遇。
諦めていた野性の性を体験できるか?
このSPAでは珍しい20代の野生。
ぼくは一人でSPAへ来た。
スポーツジムを併用したSPA。
受付のにいちゃん、おばちゃん、親切。
白杖を活用しているぼくは、視野が狭く弱視と、現状を説明すみ。
にいちゃんが、「サポートできることがあれば、遠慮しないで」と言われた。
「視野狭窄、弱視です。お手数をおかけします」と伝えてある。
おばちゃんも側で聴いていた。
以来、にいちゃんもおばちゃんも、ロッカーを中段入り口の近くを割り当ててくれる。
高次脳機能障害で弱視のぼくには、ありがたい。
入り口そばの中段ロッカーに、まず、白杖を折り畳んでしまった。
Tシャツ、短パン、靴下、パンツ 脱いで、ロッカーへしまう。メガネと古銭入れ、スマホを、ロッカー内棚において、最後にロッカー周りに脱ぎ散らかしていないか丁寧に時間をかけ目視して、SPAバスタオルをしまって、フェイスタオル1枚で、体重計に載った。
いつもの75Kg 安定体重である。
今のぼくの判定基準は変化なく安定していることである。
改善改良を求めないが、悪化劣化を避けている。
ぼくは風呂場へ進んだ。
洗い場は、個々に仕切りがあり、左右隣に、湯や水が飛ばないようになっている。
ぼくは、奥の奥の洗い場が空いていたから、風呂椅子や風呂桶を、湯で洗って、腰掛けた。
隣りのシャワールーム 20代前半の体幹がガッチリした漢。
立ったまま、洗髪、ボディ洗い、その後のシャワー流し。
左上を見上げたら、目線が合った。
ぼくも洗髪、脚洗い、座ったままシャワー流し。
ぼくもシャワー流したあと、立ち上がった。
若い漢は、股間を繰り返し洗っている。
よく見ると、指と指の間に、上向いた太い、もう一本の棒が見える。
若い漢は、太く長い指でないものを見せつけいる。
ぼくは弱視ながら、それをロックオンしてしまう。
若い漢は、手をどけ、シャワーを当てながら、ぼくに見せつけている。
角度がますます天井をむく。
視線が固定。
若い漢が、仕切り板をまわって、ぼくのシャワーブースにくる。
ぼくは天井を向いた太い指を握った。
若い漢は、ぼくの後ろにまわり、腰に当ててくる。
天井を向いた太い指がボクの穴を攻めてくる。
僕は受け入れやすくなるよう、太い指を向かえにいく。
しかし、オイルが必要だと思う。
若い漢は、周りの他の客に注意して、若い漢の元々のシャワーブースへ戻っていく。
元々のシャワーブースに戻って、相変わらず天井を向いた太い指輪を洗っていた。
mそれを見ながら、ぼくは次回はオイル持参を思った。
若い漢は、仕切り板越しに、話しかけてくる、
「外で会いたい。土曜日の昼?時間取れますか?」
「土曜日、OK。雨が降れば、無理。杖を使うので傘がさせない。」
「晴れた土曜日、那覇市のジュンク堂で13時。そこで、落ち合い、その後、有名サウナへ。2人で入店。」
「わかった。土曜日13時。有名店へね。了解。準備していく。」
「ココでは、これ以上、むりです。」
「メアド交換する?」
「休憩室で。」
「お湯に浸って、すぐ出るわ。」
10分後、ぼくは休憩室へ。
いつものように、トマ缶ジュースを自販機から買う。
若い漢にも、缶ジュースを勧めたが、不要との返事。
ぼくは、若い漢の隣のリクライニングシートに休んだ。
「いくつ? オレ41。」
「ワイは69才、去年、脳梗塞発症、糖尿病や。」
「独り歩きで来ているね。」
「運良く、歩くのがリハビリや。
脚、手腕、大丈夫。ただ視力が問題。常にぼーっとした映像を見ている。兄ちゃんの人相もよくわからんワ ごめんね。」
兄いちゃんの太指はさらに太く天井を仰いだまま硬くなってしまった。
もう、収まらない様子。
昔むかし、男だったから、よく分かる。
休憩室では、会話以外、無理。
「休憩のトイレを促した。」
前を抑えながら、若い兄ちゃんはトイレへ立ち上がった。
トイレ個室に入るのを確認して、ぼくも立ち上がった。
休憩室内だから、男性オンリーである。
若い兄ちゃんはぼくを確認すると、笑顔になり、休憩室用パンツをおろして、相変わらず天井を向いた、太い指を露出した。
ぼくは若い兄ちゃんの前に向かい腰をおろした。
兄ちゃんは便座を下ろし、ぼくに座るよう勧めた。この姿勢なら楽だと思う。
ぼくは便座に腰掛けた。
目の前に天井を向いた太い指が陰毛の中から存在感をアピールしていた。
ぼくは口をいつもより大きく開け、咥えた。1回、2回、唇でしごく。
ぼくは自分の唾液をすすった。
もう一度、すすった。
今度は、ちょっと味を感じた。
さきばしり、だと思う。
ぼくは音をたてずに、吸い込んだ。一度、二度、三度、吸い込んだ。
舌で太く硬い指をなぞった。太い指の先端部分は、2倍太かった、。上唇と下唇で鬼頭のそって味わった。二度、三度では物足りない。五度目のとき舌先にタンパク質を感じた。
ぼくの右手はいつのまにか、ぼくの何も併せて、しごいていた。いつもより太さト10硬さを右手は記憶した。やはり、相手が居るのと居ないのでは、反応が異なる。
右手より舌は、もっと硬い感覚を、記録した。
人生最高の硬さw記録したと思う。
そこは、記録と記憶をくらべて、確認しておこう。
ぼくの口の中は、大量のタンパク質を受け止めた。 少し溢れこぼれそうだったが、必死に啜り止めた。
トイレの鏡の顔は幸せそうであった。
そして、生き生きした微笑みがあった。
まだ生き延びる必要性を直感した。
この世の片隅に居場所が見つかったようだ。
「眼にきたんね?
ゆっくり転ばないように歩いてね。滑りやすいから。」
「ありがとう。」
「オレ、年上のぽちゃ体型のオヤジさんを好き。生まれつき女には、興奮しない。おばさんと話すのは平気なんだが。夜方面の行為はムリ。もう諦めている。
親にも孫を期待しないでと伝えた。」
「告知、カミングアウトしたの?」
「カミングアウトはしていないが、妹には、それとなく話した。」
妹の返事。
「兄ちゃん、彼女、作らんかったから、なんとなく、そうかなぁ?と思っていた。
任せて、孫は私が頑張る。」
「すまんな。独身でいくわ。経済的サポートは言うてくれ。
お返しや。」
「そんな、気にせんといて。」