表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/163

2-7  王都炎上


その頃クリスタニア王国の王城クリスタルパレスでは、


Gの大発生に困っていた。


「これは南の大陸の魔族の国の魔王の策略に違いない。」


「いいえ、わが君、おそらく王の食べこぼしが原因かと。」


「妃よ、馬鹿を言うな。 個人の食べこぼしくらいで城中にGがはびこるものか。」


「王よ。 私は知っています。 あなたがあちこちで隠れておやつを食べていることを。 今もその袖の下に名物ねこ焼きが隠されていることを。」


「王が人目を忍んであちこちで食べたおやつの食べこぼしからGが生まれ、子が子を産み、城中がGだらけとなったのです。」


「ど、どうしたらいい?」


「Gの天敵はムカデ・・・」


「却下。」


「クモ・・・」


「却下。」


「猫・・・」


「猫だらけの城か。 う~ん。」


「人・・・」


「その人が困ってるんですけど。」


「バルサン・・・」


「それだ!」


「よし! 城中に知らせよ! 明日 城中でバルサンを焚く。 地下室も宝物庫も例外は許さぬ。 当日は総員退避。 即刻準備にかかれ!」



翌日、バルサンは焚かれた。



「恐ろしい敵だった。 だが我々はこの悲劇を忘れてはならない。 いつか人々の記憶から消え去ったとき、またこの悲劇は繰り返されることだろう。」


「王が隠れておやつを食べなければいいだけです。」



煙にまかれた城の中でGに変化があった。


命の危機にたたされたGが一ヶ所に集まり合体進化したのである。


煙を吐く城からその巨大な姿を現すシンG。


「なんだ? あれは?」


「魔王だ! きっとあれが、報告のあった森の魔王に違いない!」


「このままでは王都は壊滅だ! この世の終わりだ!」




その日そのとき、空から炎の塊が落ちてきて



お城は炎上した。



炎にまかれ、苦しんだ末に息絶えるシンG。



王都は救われた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ