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1-27  バレテーラ


私は神使猫1号の ミー。


私の仕える猫神様にムチャぶりされました。


まあ猫神様(クロ様?)も村に雨を降らせたりとか大きなお仕事をしているので、小さなお仕事のお手伝いは致し方ありません。


それに実は恋のお仕事には興味あります。


猫ですけどキューピットになれるかも?


じゃあ私は女性陣を担当するから、珊瑚は男性陣ね。


え? イヤ? 先輩の言う事が聞けないの?


え? 豚平と会うのは生理的に無理? だって女の子だもん?


わかる!!


田吉は、村の若者のリーダーで痩せ型イケメンイメージ。(偏見です)


対して豚平は、鈍重で真冬でも汗をかいてるイメージ。(偏見です)


小麦ちゃんの趣味を疑うわ。(偏見です)


でも我々土地神陣は、恋を成就して村の人口を増やし、村を豊かにするという使命があるのよ。


え? じゃあ担当を逆でお願い?


オホホホ。


じゃあこうしましょう。


私はおよねちゃん、珊瑚は小麦ちゃんをフォローして、女子目線で恋を成就に導きましょう。


男子なんてどうでもいいの。 どうせヤツらは猿なんだから。


猫神様も横目でずっと肌をさらしたねね子さんやサラさんを見ていたんですよ。


バレてないつもりだったみたいですけど。


ああ、気持ち悪い。


すぐ触りにくるし。(毛皮を撫でているだけ)


え? 珊瑚は猫神様を尊敬している? ふ、まだ若いわね。


このあいだのプールだって、マーちゃんを出しにつかって、女性陣の水着が目当てで作ったんだから。


絶対そう。


あーあ、ほかの神様の神使がよかったなあ。


ええ、そうね、お仕事だからそろそろ行きましょうか。





ふふふ。 これで珊瑚の猫神様の尊敬度はずいぶん落ちたんじゃないかしら。


恋のライバルの芽は早めにつぶしておかなければ。


あとはねね子とサラね。 猫神様はずいぶんとご執心のようだけれど。


けれども私の優位はゆるがない。 だって猫と人間では種族が違うもの。 一線は越えられない。


うふふ。 クロ様は私のものよ。


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