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1-25  ウォータースライダー


マーメイドのマーちゃんは、人魚の赤ちゃんである。


普段はお社裏庭のリングプール(お風呂)だが、すぐにイヤイヤをしてお社に来たがる。


かといってお社内のタライではすぐに飽きて暴れだし、誰にも止められない。


いっそのことふたつをつなげてみるか。


コースを作って、マーちゃんが自由にお社や外に移動できるようにする。


プール(お風呂)も狭いので、もっと広げて、さらにコースも作る。


東京ドーム3個分くらい。(ウソ)


高低差で来るはずのない水は、神力でなんとかする。


これでマーちゃんのご機嫌が直るかな?


よかった。 マーちゃん大喜び。


広いプールで人魚のように泳ぎ回る。 人魚だった。


ついでに暑いからとみんなでプールに入る。


一回転するウォータースライダーが一番人気。


マーちゃんもニコニコして階段を上っている。


年齢制限はないのか?


オレは流れるコースでゆったりプカプカ。


イカ焼き食べたい。


横目でねね子ちゃんやサラの水着チェックも忘れない。





油断した。


日焼けした。


紫外線対策を怠っていた。


今、お社の中でぐでたま状態。


ヒリヒリするよう。


痛いよう。


だが捨てる神あれば拾う神あり。(神は自分だけど)


ねね子ちゃんとサラがなにやら肌ケアをしているところを、不自然にならないように横目でチェックする。


小さな幸せ。


もちろんミーちゃんと珊瑚の位置も計算に入れる。


大丈夫、バレてない。


今日はこの至福の時間を満喫するとしよう。


そこへウォータースライダーを使ってマーちゃんが入ってきて、すぐに出て行った。


その水飛沫でお社内に海水が巻き散らかされ、日焼け肌にたっぷりとかかった。


お社は阿鼻叫喚の渦になったのだった。


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