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万引きx子供

「ですから、この剣だと銀貨5枚ってとこですよシュリフさん。査定に納得いかないならお返ししますよ」

「そう釣れねえこと言うんじゃねぇよリュータロウ。銀貨8枚はかたいだろこりゃ。流石に5枚はボッタくりが過ぎるんじゃあねえか?」


赤ら顔で唾を飛ばしながら、昼間から酒臭い息の冒険者を名乗る男性、年の頃は50歳前後という所だろうか。そんな男が、カウンターで俺の出した査定額にケチをつける。


このシュリフというオッサンは、いつもどこからか回収してきた武器や防具、魔道具を買い取りに持ってくる冒険者で、初めてこの店にきた時は難しい顔で品定めをするように俺を睨んでいたりした。


その後なんだかんだ色々世間話をしたり、どういう店かを説明し、その時持っていたライター程度の火が出る魔道具をそこそこの値段で買い取ったところ大層喜ばれ、次の日から色々持ってきてくれるようになった。うちの店最初の常連のお客様である。


で、あるのだが、いかんせんこのオッサンは話が長い。


「うーん。でもこの剣ほら、ちょっと刀身が反ってますし、ちょっと刃毀れもあるじゃないですか。5枚でも結構サービスしたつもりなんですけどね」

「っかー、わかってねぇな坊主。いいか? こいつは反ってて正解なんだ。西の小国じゃもっと反った剣があるんだぜ? この剣は肉を斬るのに向いてんだ。刃毀れは、まぁ目こぼししろよ。刃毀れだけにな」


ガハハと笑いながら剣の薀蓄を垂れ流すシュリフは実に楽しそうだ。

俺としては「ハァ」とか「そうなんですかー」とか、生返事を返す位しか出来ないのだが、こういう人は教えたがりなのか、他人に自分の知識を見せつけたいだけなのかの判断が難しい上、大体は後者であることのほうが経験上多い。


その例にもれず、このシュリフのオッサンも本当なのかフカシなのか判別しずらい話を振ってくるから実に対応に困るのだが、最終的に俺は根負けして銀貨6枚と提案し、それで納得してくれた。

すべてのお客様に平等のサービスを がモットーの俺としては、常連といえど個人で優遇などはしたくないのだが、シュリフは地味に街でも顔が広く、俺や店のことを良く伝えてくれたりしていることをリンから聞いている。


実際にこの人が来てからは、冒険者が警戒せず入って来てくれるようになったという実績もあり、俺としては感謝しているということもあるので、本当に特別だ。


「……おう、あとな、入口のとこにいる赤毛のガキな。手癖がわりぃみてぇだな。上着の懐、確認しときな」

「え、マジですか? リン、ちょっとお願いできるか?」

「あいよ。まかしときな」


俺は横で話を聞いていたリンに、話に出てきた相手の対応をお願いした。リンは店が開店してから、お詫びにと手伝いに来てくれている。

結局あの後二人は本気で店舗の2Fに住み込みさせてほしい、そこからこの店とダンジョンに通いたいと希望してきたので、流石に色々と俺の事情としてもよろしくなかったこともあり、絶対ダメ! と一度断ったのだが、その後とてもとても粘り強い交渉を持ちかけられ、最終的には店舗の隣に拠点を建てるので、それまでの仮住まいとして、その期間は住み込んでOK。拠点が完成するか、1ヶ月経ったら出ていくこと。

という折衷案でお互いに妥協することにした。

結果としてコットンとアコからは、冷たい目で見られたが、仕方ない。

リンに子供みたいに泣き喚かれたり、二人共俺の夜の世話も請け負うとか言い始めて収拾つかなくなってしまったため、諦めて俺が折れた形になっただけだから。

決して俺がそれを期待して折れたわけじゃないんだ。

と、言い訳してもコットンの機嫌は中々治らなかったのには困った。


そしてその後、二人は当初言っていたとおり、店で働来始めたのだが、最初はお詫びのつもりだから、と、賃金は必要無いなんて言っていた二人だが、流石にそんなことは悪いのでアルバイトという形で賄いと給料を支払う契約で雇わせてもらった。


上級冒険者の二人にとってみればスズメの涙だろうが、受け取らないなら雇わないというと、諦めたように嘆息し、苦笑しながら同意してくれた。


そして開店を迎えたが、ファンにとっては店の在庫の扇風機、なぜかコンセントを刺さなくても元気に回るのに衝撃を受けたが、それに電気ストーブ等に触れられるのが本当に楽しいらしく、店の掃除をかねて店をくるくると目まぐるしく回っていた。


勿論それだけでなく、彼女はこの魔道具の権威という肩書に偽りなく、持ち込まれた魔道具の値付けに関してはオープン1週間たった今も彼女の知識に頼りっぱなしだ。

勿論教えてもらったことはすべてマニュアル化し、時間外に魔道具の事を色々教えてもらったりもしている。

今後アコやリンでも大体の値付けが出来るように後進の育成に役立てることも忘れないにしなければ。


なんにせよ、思ったよりダンジョンから出るものや、街の蚤の市で買った用途不明の魔道具が結構な数があるらしく、魔道具買取に関しては結構な数の持ち込みがあった。

まぁ在庫が溜まっていく一方ではあるが、今は在庫のストックをある程度増やしたい時期なので、そこに特に問題はない。どんどん買うのだ。


そしてリンはといえば、完全に予想外ではあったのだが、接客に適正が高かった。

元々明るく快活で、人懐こい上に非凡な美女。

そんな彼女が、しかも憧れの対象でもある上級の肩書を持つ冒険者が、貼り付けた営業スマイルと言う名の鉄壁の笑顔と、美しい言葉遣いで応対してくれるのだ。

ギルドで男性の冒険者を目線で黙らせていたらしい彼女のそんな姿に、すっかりやられてしまった男性冒険者の客もとても多かった。


そしてそんな看板店員さんとしての仕事と同時に、リンは荒事担当を自主的に買って出ている。

先の無法な輩や、査定に納得いかずゴネる者。

先程の手癖の悪いものなどへの対処も、いつのまにか彼女の仕事になっていたりするのだ。


リンはズンズンと入口近くの棚でキョロキョロしていた冒険者と言うには幼い感じが抜けない少年の所へと向かっていくと目にも留まらぬ速さで手を掴む。

そして2,3言葉を交わすと、少年が懐から商品を出しその場でペコペコ頭を下げているのが見える。


やっぱ万引きか……。

あそこらへんの棚にあった物だと、1回使い切り鑑定のスクロールかな?

それほど値段が張らないものだが、冒険の必需品らしい。


シュリフさんからの受け売りだったが、ファンとリンに聞いて見たところ、ファンが同じ効果の魔法を使えるので不要だが、それがないと不要なゴミを大量に抱えて帰ってしまったり、罠の仕掛けられた宝箱を前に右往左往してしまったりという事になる。のだそうだ。


「あちゃあ。万引きっぽい。しかしすごいですね、シュリフさん見えてたんですか? 俺と話してたのに」

「ハッハハ。俺はよ、目端が聞くんだ。こればっかりが取り柄よ。これでこの年まで生きてきたんだよ」

「それは、御見それしました。ありがとうございます」

「いいってことよ。またくっから、そん時もサービスしてくれりゃあ、な」


そういうと、ガッハッハと豪快に笑いながらシュリフさんが店を出ていく。

なんというか本当に憎めないオッサンである。


「リュー、とっつぁんの見抜き通り、盗みだ。……で、どうする?」

「で、ででで出来心だったんです! ままままま魔が差したんですぅ!」


どうする? と言いながらスラッと剣を抜くリン。

首根っこを掴まれて引きずられて来たのはパッと見浮浪者かな、と思う程度には薄汚れた、中学生くらいの子供だった。

ざんばらに切られた髪でわかりづらいが、声を聴く限りは少女のようだ。

男の子だと思っていたが女の子か……。


「待て待て、殺すなよ? ここで切っちゃダメだぞリン」

「盗み程度で殺すわけないだろ? 盗人は利き腕を切るのが商人の習わしなんじゃないのか? 違うの?」


Oh……なんか元の世界でもそういう文化が歴史的にあったと聞いたことがあるな。

今でもどこかの国ではそうなのかもしれないが。

何にしてもここで血を流されても困るし、彼女も冒険者であるなら是非とも血を流すならダンジョンでお願いしたい。

主にソウル的な意味で。


「腕なんてもらっても嬉しくないな。他になんかないの? 出来れば血を見ない方法で」

「罪を裁き、刑期を設けてその期間を奴隷として従事する、というのが普通こういった場合の対処法ではないかな? まぁその場合一度街まで行って行政官の許諾が必要になるがね。それ以外では双方で話し合った示談金で治める、一応この土地が属する王国法に則れば、そんなところだろう。店長クン」


そういってフワリと花のような香りを纏わせながら、俺の横にスラリとした長身の女性が現れた。

ファン。エルフである。

エルフであるので耳が尖がっている。そして背が高い。目線が俺とあんまり変わらないので、180㎝近くあるということになる。

そして、凄まじい美形である。

少女も突然話に割って入ってきたファンを見て、あんぐりと口を開けて頬を染めている。

わかる。性別とか関係ない所にあるよね。


「んー。奴隷か。そういうのもあるんだなぁ」

「あぁぁ…………」


腕を斬るだの此処で斬るなだの、奴隷はどうだだのという我々の実にバイオレンスな会話内容に、目の前の少女は大きな目一杯に涙を貯めながら、カチカチと歯の根も合わず震えている。


「ど、奴隷は……困ります……お願いです……。ごめんなさい! 見逃してください! もうしませんから!」

「……ほう、君は商品を盗まれたお店が困らないとでも思っているのかな?」

「あう……ご、ごめんなさい……」


ファンに一言の元に論破され、涙目で口を噤みうつむいてしまう少女。

うーん。困ったな。これが日本なら警察なり親なりを呼んでというところだが、とりあえず彼女の親御さんがいるかどうか……。


「君、家は? ご両親はお家にいる?」

「……家は、ないです……。パパとママも……いません」


やっぱりそうか。

なんとなく見た感じからそうなんじゃないかなー? と、思っていた。

ボロ布としか言えないような布を巻き、ボロボロの革の鎧のようなものが隙間から覗くが、殆ど防具としては無意味だろう。

似たような姿の冒険者も大勢いる為、正直区別なんかつかないわけだが、如何せん彼女は余りにも幼すぎるのだ。

雪子がこれくらいだった頃は……10歳くらいだっただろうか?

そんな年齢で冒険者を目指す子供がいないわけではないのだろうが、まともに生きていけるようにはとても見えない。気づいて見ればそんな少女だった。


そんなことを考えていると、見ればファンとリンが「見ればわかるだろ?」って顔で俺を見ている。

孤児とかそう言ったところなのだろう。元の世界ではあまり馴染みがなかったが、この世界では身近にそういった境遇の人がいるというのは、当たり前のことなのかもしれない。


「奴隷……か」


奴隷。個人的には不正雇用みたいな感じがして嫌なイメージだと、俺は勝手に思ってしまう。


しかし、少女の心に俺の呟きは抉りこむように響いてしまったのか、鎮痛な面持ちで口をへの字にして涙をこらえている。

その顔をやめてくれ。みていると若干自己嫌悪に陥ってしまい胸が痛い。


だって知らなかったんだから仕方ないだろぉ……。

まぁいい。親を呼ぶのは無理。

当然示談金、ぶっちゃけ商品代金でいいんけど、それも持ち合わせていないだろうな。


「あの……私、街のスラムに住んでて……。いっ、妹が……まだ小さくて、私が冒険者で、少しでも稼がないといけなくて……でも、スクロールが無いと……」


スラム住まいで冒険者で糊口を凌いで、さらに幼い妹がいると、異世界転生もののラノベなら確実に主人公に拾われて幸せになっちゃう系ポジの少女じゃねーか。どーするの俺。

でも実際こういう関わり方すると、これほど厄介な存在はないもんだな。マジでどうしよう? 

 

いまこの場には店のスタッフ以外にお客様も結構いる。

何気にリンとファンが高名な冒険者で、更に見た目的にも人気がある為だ。

それくらいは俺もわかる。美人だもん二人とも。


その二人と気安く接することができるお店としても無駄に人気が高まっているのがウチの店の現状であるわけで、要するに野次馬が多いんだよね。

この騒動も野次馬共が物見遊山で見物してるのがチラホラ見てとれる。


畜生、誰も客がいなけりゃ適当に飯を食わせて窃盗の罪深さを教えて、稼げるように誘導してあげてっていう流れにしてあげたいところなんだが、如何せんそうもいかない。

紛れもなく窃盗があり、リンが捕まえ、犯人が目の前にいる。


これを裁かず無罪放免しようものなら、この店はそれが罷り通る店だと判断される。

ぶっちゃければ、舐められる。

冒険者なんてもんはチンピラと対して変わらんというのは、俺以外全員が口を揃えていうのだからきっとその認識で間違いない。

だとすれば舐められる様なことはしてはいけない。

その後どんな厄介な客が押し寄せるかわかったもんじゃないからな。

……厳しく行くしか無い……か。コレも店長の仕事だな……。


「……そうか。なら仕方ないな。かといって街から衛兵を呼ぶのも時間がかかりすぎる。ここにはこれだけの証人もいることだ。彼女の罪は対価で補ってもらうとしよう」

「……あ、あの、私、お金は……」

「もっていないなら、今から稼げばいいだろ? 幸いうちの隣は知っての通りダンジョンだ。君も冒険者だろ? 魔石を2つもあれば十分に支払える金額だ。なに、万が一があったのなら、それは仕方がないことだ。俺も死人に鞭打つ気はないからな。……じゃ、張り切っていってみようか」


俺の言葉に少女が顔面を真っ青にして口をパクパクと開閉する。

辛い……痛ましい、実に痛ましい表情で、心に刺さる。


「……アコ、頼んでいいか?」

「おまかせデス! さ、来るデスよ」 


元気に返事をしたアコに腕を掴まれ、そのままズルズルと引きずられていく少女。

アコの腕を振り払おうと必死に泣き喚いて抵抗しているが、悲しいかなダンジョンコアであり人間外の膂力を持つアコにかなうはずもなく、少女は開け放たれた裏口から見えるダンジョンの入口へとなすがままに引きずられていき、やがて裏口のドアは自然にピタリと閉じられた。

……閉じられた扉の向こうから、未だに少女の悲痛な悲鳴が響き渡り、店内のお客様からもザワザワと「容赦ねえな……」とか「鬼かよ……」という声が聞こえてくる。


「……」


ユサユサユサユサ。

知らないうちに貧乏揺すりが出る。


「……考えはわかるのだが……。なかなかえげつない事をするね。店長クン」

「……………」


トントントントン。

貧乏ゆすりが止まらない上に人差し指がカウンターを叩くのを辞めてもくれない。


「丸腰の子供をダンジョンに放り込むとか、鬼かお前は……」

「………………畜生」


他に選択肢がなかった! なかったけど、やっぱ無理!!

ここのダンジョンなら最悪でも死にはしないだろうけど、やっぱり無いよな!

あんな小さな子をダンジョンにぶち込んで魔石を取ってこいとか何処の鬼畜だよ!! 

此処にいる俺だよ!


俺は勢い良く立ち上がると、リン、ファン、ずっと店のPOSの1台でいつまでも終わることのない爆弾除去ゲームに没頭し続けるコットンの3人に店を任せることを告げて、足早に裏口からダンジョンの入口へと走る。

そして、そこではダンジョン入口で少女二人の決死のキャットファイトが行われていた。


「いやですぅぅう!! し、しんじゃう!! しんじゃううううう!!」

「死にはしないって言ってるデス! いや、死ぬけど! っていうか死ねデス! 死んだら楽になるデス!」

「おーい! アコ、ストップ! 一旦ストップ!」

「ハイデス! マスター!」


俺がそう声をかけると、パッとアコが少女の手を放し、シュパっと俺の足元に飛んできた。

少女はと言えば急に手を離された反動でダンジョン入口へと真っ逆さまである。

途端に中から地獄の釜を開けたような絶叫が響きわたる。


少し待っても出てこないのでダンジョンを覗き込んでみると、意識を手放したらしい少女がスケルトンとゾンビに取り囲まれていた。


「ほら、やめなさいお前ら。ほら、ハウス」


指示を出すと素直にアンデッド達は少女の周囲から遠ざかっていった。

ダンジョン産のモンスターはマスターの言うことは絶対らしいので、今の所このダンジョンで俺の言う事を聞かない子はいない。


俺はアコに少女のダンジョンからの搬出、店の2Fの居住スペースへの搬送をお願いし、ついでに意識が無いうちに体も洗ってしまうようにお願いした。

あと服も適当に、店の制服のシャツしかないけど、まぁいいか。

流石にアンデッドを見て粗相をした服をもう一度着られるよりはいいだろう。

なんか臭いしその服も勝手に洗ってしまおう。


そして待つこと1時間後、すっかり垢を落とした少女の顔は、なかなか整った可愛らしい顔立ちをした見まごう事なき少女の顔だった。


そしてわかったことがある。この子、なんか頭の上に耳がある。犬っぽい耳が。そして尻尾がある。

アコにきくと「獣人デス」と当たり前のように答えられた。


ファ、ファンタジー! ファンタジーがここにいるよ雪子!! とりあえずそっと写メを……あ、でも肖像権とかヤバイかな? 目覚めたら撮影許可をとろう……。


そして俺がワクワクしながらその少女が目覚めたらすぐに俺に知らせるようにとアコにお願いして店に戻ると、何だか店の連中が俺をソワソワした顔で見ていたので、思わず吹き出してしまう。


「あの子はとりあえず保護しました」


そう言うとリンとファンの二人も、客の皆も「よかった」「鬼畜じゃなかったんだな……」等と口々にほざいている。


「ですが、うちの店で盗みを行えばどうなるかは、お分かり頂けたかと思います」


と、ニッコリ笑って補足する。

すると客からは「こわっ……」「子供は許されるのか……!?」「ロリコン……」と、またしてもざわめきがあがった。ロリコンちゃうわ。

って、ロリコンって言ったのはコットンか。お前晩飯カップ麺抜きな。

等とその後は特になんの問題もなく営業を終え、特にトラブルなく店を閉めた。


そして、その少女といえば余程ショックだったのか、結局その後もたっぷりと気を失い続け、コットンが晩飯のカップ麺にお湯を入れた所、その匂いに反応して「美味しい!」と謎の寝言と共に飛び起きたのだった。



遅れてしまい申し訳ありません

書き溜めの再考に入ってしまい、若干作業に遅延が生じています。


明日も23時に更新致します。


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