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所長はやっぱり強いです。

「必殺っ!

 魔道司書術『百枚枝折り』!!」


「×××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××」


ガーディアンスキル「光速護衛」発動。

ガーディアンスキル「仁王立ち」発動。


「簡単に防げる攻撃だったことを喜ぶべきか。

 それとも職員の戦闘力の低さを嘆くべきかわからんな。

 まあとりあえずその程度の技では俺の守りは破れんよ。」


「しょちょー!?いつの間に。」


「所長!?」


「さて。第3書庫職員、汐里、だったか。

図書館利用者に対してする攻撃としてはやりすぎ、だな。

利用者は生かさず殺さずが原則だと教えたはずだ。

まあ職員ならあの程度の攻撃はしのげるだろうが。」


「魔力が、魔力が・・・。

襲ってくる、逃げられない、やるしかないの、やるしかないのよぉぉ!!

無刀剣術『刀無』発動。

強化術『燃え尽きる心』発動。

強化術『刹那の力』発動。

強化術『最期の一刃』発動。

剣技『炎熱斬』!」


ごきっ。


「きゅう。」(ぱたり)


「図書館内は火気厳禁だ。

司書なら最後まで司書術で来んか。」

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