表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
86/446

6日目終業後

「白ちゃん、ただいま。」


「やっほー。ただいまー。」


「おかぁいー。」


「今日も仮眠室確保成功!」


「最近なぜか空いてるわね~。」


「いいことだねぇ。なんでかはわからないけど。」




「さて、今日は例の券で本交換してきたよー。

じゃーん、「こどもだいずかん」~。

こっちの言葉覚えるのに役に立つんじゃないかなー、と思って。」


「さあ、読むのだ~。」


(ぱらぱらぱらぱら、ぱたん)

「にゃー。」


「あ、やっぱり一気読みなのね。」



・・・


「×××」


「お、エルフ語かな?」



「×××××××」


「母国語が出ちゃったみたいね。」



「×××××××××××××××××××××××××××××××××××」


「って、なんかおかしくない?

 だんだん早口になってるし、なんか無表情だし。」


「××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××」




「なんか、白ちゃんの体で火花がバチバチ言ってるんだけど。」



「なんだか足元に魔法陣がでてきてるんですけど~!?」


「××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××」


足元に現れた魔法陣。

その数はだんだん増えていき、やがて空間さえもゆがませる。


周辺にはただならぬ気配。

その気配は、不吉な予感、いや、『不吉な確信』を抱くに充分であった。


『このままでは恐ろしいことが起こる』と。


・・・


「はやてさん、みやさん、下がりなさい!!」


「え?」


「ほえ?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ