ドワーフの集落で
体調不良がひどいので、次の更新は数日後になりそうです。
「ガキども、朝の採掘の時間だ、さっさと起きろ!」
「いえっさー・・・。」
「おはよございます、親方~。」
「今日もつるはし背負って採掘作業~。」
「ゲームやるはずだったのに、なんで俺たちこんなことになってるんだろーな~。」
「なんでだろーな。
まぁとりあえずログアウトボタンが見当たらないわけだし、とりあえずここでしばらく生活してくしかないんじゃないか?」
「体力0になると実際死ぬ、とかいうマンガみたいなことにならないとも言えないわけだし。」
「ああ、ためしに自爆してみるって炭鉱に突撃したやつ戻らなかったしな。
それ考えると、自爆は悪手かな、今の時点では。」
「そいえば、ドワーフ族って、ほんっとーにほかの種族と交流無いんだなぁ。」
「ああ、基本的に言葉通じないらしいぞ。
たまーに変わり者が人間の言葉覚えて人里に下りていく感じ?」
「ってことは、一応人間の言葉を覚えることも可能ではある、ってことだよな。
本とかあるのかな?人間語覚えるための。」
「あるのかもしれんけど、そーいうの見せてもらうにも一人前にならんと無理でないか?
「ガキども」でひとくくりにされてる間は無理そうだと思うが。」
「一人前、か・・・。
ひまつぶしに魔剣打つレベルの住人居るところで一人前・・・。
何十年かかると思う?」
「長そうだな・・・。」
ドワーフもランダム選択でしか出てこない『希少種族』です。
能力値的には魔法関連がかなり苦手ですが、体力と筋力と感覚に優れ、物理戦闘職や職人になるならかなり有利です。