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5日目早朝

「今日は1の日。お宝探しの日~。」


「み?」(首かしげ)


「今日は休み時間と終業後に、職員たちで宝探しイベントやるのよ。

出勤したときに、職員それぞれに、本の名前が書かれた表が渡されるの。これね。」


「そして、その表に書かれた本を見つけるごとに、くじ引きで豪華景品が当たるかもなチャンスなのだ~。

ハズレを引いちゃっても食堂の食事券だからあたしたちにとっては豪華賞品。

まあその本がそう簡単には見つからないんだけどね。第一書庫だけでもかなーり広いし。」


「簡単に言うと、「これは どこ ですか?」ね。この前勉強した文。」


「らー。」(こくり)


「まあ仕事はちゃんとしないとだから行ってくるね~。」


「行ってくるわね。」


「らー。」(ぶんぶん手を振る)

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