表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/446

気まぐれ通信第2回(特殊版)

>メールが届きました


 ・・・気まぐれ通信。第2回だ。


 気まぐれといっても、姉上に書けと言われて書いてるだけだから、気まぐれなのは姉上なのだがな。


 ・・・まあいつものことだが。


 ふむ。特に書くことが思い当たらないな。


 

 まだ文字数が足りないのか。仕方ないな。

 

 近くにあったメモでもコピーしておくか。


 モンスターのレベルは、人間が戦うときどの程度の戦力が必要か、を意味するらしい。

 1なら負けるほうが難しい。

 2~9は素人でも勝てることもある。

 10以上は基礎的な訓練程度はしていないと勝ち目がない。並みの戦士が安全に戦うなら複数人数が必要だな。

 100を超えると普通に勝てるものではない。モンスターごとの弱点を考慮した作戦を立てるか、圧倒的な人数や兵器で叩き潰すか、超人と呼ばれるような実力者が戦うかが必要になるだろう。

 ・・・だそうだ。

 まあ私は人間ではないからよくわからんが、人間には役立つ情報なのかもしれん。

※メールは、返答をした時点で消滅するそうだ。

  メールを保存したければ、返答しないで封を閉じるといいらしい。


「うーむ。

 前回のラブちゃん?だったか、あのメールに比べれば情報はあるのだが。

 モンスターレベルの解説をされても、どっちにしろこの体では勝てないだろうし、意味はないな。

 まず人間ではないしなぁ。この体は。」


《なるほど。確かに人間以外に人間を基準にした解説をしても意味はなかったな。

 返答感謝する。参考にさせてもらう。》

※メールボックスの中身がすべて消滅しました。


「どういたしまして。

 ・・・運営の関係者、なのだろうな。

 メールを使わないでつぶやいただけの言葉を聞いているのだから。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ