2日目 16時~ 喫茶コーナーでおやつ
「白ちゃん、ただいま。」
「ただいま~。」
「みーたん、はーたん、おかぁいー。」(ぐぅ)
「あ、おなかの音が。」
「とりあえずおやつにしましょうか。」
「らー。」(ばんざい)
「そだね。
・・・久々に喫茶コーナー行っちゃわない?」
「み?」(首かしげ)
「行っちゃいますか。資金もあるわけだし。」
「ホント久々だねぇ。行くの。
さあ、白ちゃん、みやっちに乗るのだ!」
「乗り物じゃないですよー。
って、寝ちゃってるわね。」
「くぅ。」
「ものすごい喜んでたからね~。図書館本いっぱいで。
体力使い果たすまで本読んでたんじゃない?」
「とりあえずおんぶして運ぶことにするわ。」
「ありがと、疲れたら言ってくれれば交代するからね。」
・・・
「なんか緊張してきた。」
「私も。
ここに来るのって、ほとんどアルバイトはいないから・・・。」
「そだね。こんなところで使えるほどお金持ってる人あんまりいないし。」
「あ、でも、この時間まだガラガラにすいてるみたい。」
「ああ、第2書庫以降の人はまだこの時間帯は仕事中だね。
早上がりの人もみんな自主トレーニングしたり、残業したりしてるし。」
「さてさて。何にしようかな~。
って、白ちゃん起きそうな様子無いね。」
「たぶん食べ物が目の前に来れば起きるわ。」
「そうかもね。
メニュー見ても読めないだろうから、白ちゃんの分も頼んでおこうか。」
「そうね。
・・・ものすごい値段のメニューあるなぁ。
1カットで私たちの日給より高いケーキとか、あるものなんだ・・・。」
「ああ、高レベルなもの食べると、一時的に能力が上がる物もあるらしいから、そーいうやつじゃないかな。
知力が足りなくて読みにくい本とか、そーいうの解読するために使うのかも。」
「なるほど、味だけのためじゃないのねぇ。
私は今日のおすすめセットにするわ。
ケーキと飲み物で8チップ。」
「あたしもそれにするー。」
「白ちゃんのはお子様セットでいいかな。」
「いいんじゃないかな。
少食だし、少しづつなメニューのほうが楽しめそうだし。」
・・・
「お待たせしました。
今日のおすすめセット2つと、お子様セットです。」
「ありがとうございます。」
「ありがとですー。」
「にゃー。」
「あ、起きた。」
「予想通りね。」




