質問1問銀貨1枚。
「むー。
こびっとさん、なんだかなやんでるかんじ?」
「あ、ごめんなさい、こっちから質問しておいて黙り込むのは失礼でしたね。」
「むずかしーことかんがえてるならしかたないかも。
でも、なやんでるあいだ、空いてる席にお酒置かせてね。
酒と宴の神のしゅーきょー、食事で話が続かなくなった時にはお酒を飲むか、空いてる席にお酒を置く。
そしてわたしはおつまみのまめをたべる。
そろそろ眠くなるの近いとおもうから、難しい話とかはできないかもだけど、簡単な質問ならまだ聞けるよー。
質問するなら早めにね。」
「えっと、それじゃ質問させてください。」
「らー。どうぞー。」
「さっき言っていた『この大地の広さ』、には海も含まれますか?」
「らー。うみもふくまれるよ。
海も川も全部いれたおおきさ。
海とか川なのか陸なのか、見当はつくけど全部正確にわかってるってわけじゃないし。
つぎどーぞ。」
「大地の正方形の真ん中には何があるかわかりますか?」
「まんなかのばしょが正確にはわからないからよくわからない、かな。
今の情報だけだと、私が真ん中だと思ってる場所にも誤差が何千きろめーとるって単位でありそうだし。
だいたいのばしょは、周囲1千きろめーとるも探せばかわったもののいくつかはあるだろうしね。
今の時点では変わったものは見つからない、というか変わったものなのかどうか判別する情報が足りないってかんじ?そしてたぶん海。
つぎどーぞ。」
「3人の勇者についての話ですが、異名などの情報まで詳しく知っていたようですが、本で簡単に調べられるものなんですか?」
「むー。かんたんに、のきじゅんがわからない。
歴史書は、普通の本よりは少しだけ難しい、らしい。
だから、翻訳のまほーとかで解読するとしたら、スキルが強いとか魔力いっぱいあるとかじゃないと、たぶんよめないかも?
あと、勇者について書いてある本はたくさんあったけど、題名でわかるようになってないものも多かったから、ある程度手当たりしだいに読んでみる必要があるとおもう。
あんまりかんたんとはいえないかも。
あと、私が行ってた図書館には情報あったけど他の図書館に同じようにあるとはかぎらない。」
「私たちが使っている方法で翻訳を使うのには気力を消費するみたいなので、手当たり次第に読むとすぐ気力切れになってしまいそうですね・・・。」
「そーなんだね。
気力消費で読める、っていうのは、便利なのかどうなのかよくわからないね。
翻訳無しで読むよりは簡単なんだろうけど、気力きれたら読めないんだろうし。」
「そうですね・・・。
でも、人数揃えて手分けして探せば、なんとか役に立つ情報を見つけられそうな気がしてきました。」
「にゃー。それはいい方法かもしれないね。
重要な情報は、一つの図書館で調べても複数の本から調べられるようになってる物が多いみたいだから、ある程度の人数がいればかなり速く情報は拾えそう。
逆に考えると、『図書館内に1冊しかない』ような本から情報を入手する必要があるなら、たぶん『図書館のどこを調べるか』みたいな情報を入手してから調べることが想定されている、ともいえると思う。」
「なるほど、見つからない、ということは、単純に探して見つけるという攻略法のほかに何か楽な方法がある可能性がある、という解釈ができるというわけですね。」
「らー。たぶんそうじゃないかなと思う。
まあそんなこと気にしなくても全部解読できるくらいの人数揃えれば問題はないかもしれないけどね。」
「それはかなりの人数が必要そうですね・・・。
まず、図書館の入場許可を人数分集めるのが難しそうな感じがします。」
「み?そーいえば、けっこー許可はおりにくいんだったっけ。
そろそろねむくなりそうだからかえるねー。銀貨の残り返しておくよ。それじゃまたこんどー。」
「あれ?
ちょうど銀貨の数だけ質問したと思ってましたが。」
「私の方にも利益があるような感じの質問はかぞえてない。
だからすこしのこった。」
「ありがとうございます。それではまた今度よろしくお願いします。」
「らー。それじゃー。」




