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まだ1レベル、HPは4。

「やっほー。ただいまー。」


「おかぁいー。

みーたんはまだかえってないんだね。」


「ああ、なんか調べものあるとかで、ちょっと遅くなるみたい。」


「むー。そーなんだ。」


「うん、そーなんだ。

そーいえば、白ちゃんは今日の昼は何やってたの?なにか面白いことあった?」


「カジノの町で、VRバトルコロシアム行ってきたー。

ひさびさに、すごいうんどーしたきぶん。おもしろかった。」


「コロシアムかぁ。あたしは予算の都合で最近行ってないけど、何回かは行ったことあるよー。この町にもあるから。

それで、どんなのと戦ってきたの?」


「最初はゼライム。」


「うんうん、やっぱ最初はゼライムだよねー。」


「らー。でも、引き分けだった。」


「ゼライムと引き分けはよくあることだねー。」


「み?そうなの?」


「けっこー引き分けにする人多いらしいよ?」


「そーなんだ。なんか、いがい。」


「で、次は何にしたの?」


「ワイバーンに勝った。

記念品もらったー。」


「へ?勝てるもんなの?

ワイバーンって、小さいドラゴンなんだよね?

あ、でもたしかにワイバーンに勝利って書いてあるね。このちっちゃいトロフィー。」


「昔の言葉で言うと亜竜かな。

ドラゴンとは別物だよ。

ワイバーンは足が2本、ドラゴンは足が4本。

大きさも強さも性質も全然別もの。」


「別ものなんだ。小さめなのをワイバーンと呼ぶもんだと思ってた。

それでも、勝ったっていう話を聞いたこともないから、ものすごく強いはずだよね?

あ、でもコロシアムだから、本物よりは弱いのかな?」


「むー。

たぶん、ほんものよりはかなりよわい。

行動パターンが、単純になってるんだと思う。

ぼーぎょは元がどのくらいかわからないから比べられないけど、ブレスで一撃だったからあんまり固くはないと思う。」


「うん、まあたしかに、本物よりは単純だろうね。

本物と同じだとすれば、どーやってその行動を調べて再現できたのかってことになるし。」


「らー。そうだね。」


「ところで、レベルはどう?かなり上がった?」


「み?全然上がってないよ。」


「あら、そうなんだ。まあゲームだから仕方ないのかな?」


「らー。本物じゃないからしかたない。

ちょっとつかれたからねるね。おやすー。」


「おやすみー。」


・・・


「うーん。ワイバーンだったらコロシアムでも相当レベル上がりそうな気がするんだけど・・・。

今の時点でレベルがすごく高くてワイバーンくらいでは足しにもならないとか?

でも亜竜なんて呼び名が付くってことは相当強いんだよね?

そーいえば、1戦目でゼライムを捕まえて感触を楽しむ方法、白ちゃんも知ってたんだなぁ。

ゼライムはペットショップでは売ってないし、ティムしても行動パターンほとんど変わらないからコロシアムで引き分けになるまで遊んだ方が安上がりなんだよねー。

 ゼライムと遊んでる白ちゃん見てみたかったなぁ。

 ゼライムのぬいぐるみとか買ってみるのもいいかな?」

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