表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/446

おなかがすいたようです

 「あー、そいえばファンタジー系の話って苦手だったっけ?」


 「ええ。あまり読んだことはないわ。」


 「んーとね。

 物語によると、エルフってのは、

 耳がとがってる。

 ものすごい色白。または色黒。黒いのはダークエルフって呼ばれたりもする。

 人間との接触がほとんどない。

 少なくとも表面的な歴史書では100年くらい出てきてない。

 だから言葉が通じなくてもおかしくはないと思う。

 魔法がすごく強いらしい。

 怒らせると国が消えるとかいう言い伝えもあったり。

 つまり、エルフ発見はかなりの大事件。」


 「そ、そうなの?」

 

 「まーとりあえず、目覚めの刻まで待ってから報告、かな。」


 「えっ、そんな重要なら時間前でも・・」


 「良いと思う?

 間違ってたらあたしら破産だよ?

 それに、この子の空腹がそろそろ限界。」


 あ、ものすごくおやつ見てる。

 そして我慢してる。

 食べていいのかどうか悩んでる?

 「えっと、食べていいですよー、って言っても通じてないわね。様子を見る限り。」


 「そーみたいだね。

 そんなわけで。

 我々がいまするべきことは一つ。

 餌付けでございます。

 手に持って顔の前まで近づければ食べていいってわかるでしょ。

 いざとなれば口開けて突っ込んじゃえば問題なしよ。」

 目覚めの刻=昼の少し前。10時くらい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ