表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/446

言葉が通じないようです

 「あ、起きたみたい。おはよー。はじめましてだね。」


 「おはよう。無事に目覚めてよかったわ。」


 ・・・?

 (きょろきょろ)

 

 「左右確認してる?」


 ・・・

 (ぱたぱた)


 「あ、今度は自分の服装確認中。

 なにこの子。動きかわいいんだけど。

 ねえ、飼っていい?」


 「ダメに決まってるでしょう。」


 「ちゃんと世話するから、お願いパパ~♪」


 「誰がパパですか。」(トスっ)


 「ぐふっ。

 私が倒れても、きっと第2第3のちっちゃい子好きが・・・。」


 なぜ引き継ぐ。

 「そんなに子供好きだったの?」


 「いや、そーでもなかったけど、今日は目覚めそうになってる。そーいう趣味に。

 なんて冗談はおいといて、

 覚えてる?あなた町の中で倒れたんだけど。

 あ、寝てる間に服着せちゃったよ。風邪ひいてもいけないし。

 託児所用の服の予備だったけど、サイズ合ってよかったわ。」


 「××××、××××」


 あれ、なんてしゃべったのかしら?

 「言葉が通じてないの?」


 「ちょ、ちょっと、

 この子の耳、見て!」


 「あれ?

 なんだか少しとがってるわね。」


 「これ少しとは言わない。

 それと。

 この子エルフなんじゃない!?」


 エルフ・・・ってどんな種族だったかしら?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ