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11日目午前中

 6の曜日→日曜日のようなもの

 1の曜日→月曜日のようなもの、です。

「アイテムボックスの話は置いといて、っと。

またまた来てしまったね、1の曜日が・・・」


「まあ6の曜日の次は1の曜日よね。当然。」


「そーいえば、そーだった。

ふたりとも、おしごとのひ、だね。」


「そーなのよこれが。

しかーも、今週の仕事も4日半もあるわけなのよ。恐ろしい。」


「いや、それが普通だからね?」


「まあそうなんだけど。

それじゃ、行ってきましょか。」


「そうね、行きましょう。

それじゃ白ちゃん、行ってくるわね。」


「らー。」






あいてむぼっくすにはいってるものは、へんかするのかどうか。


きょうはそれをじっけん、してみる。


しょきあいてむのやくそうは、なまえをみるかぎり、げーむはじめてからじゅーにちたってもへんかはしていないようにみえるけど、しょきあいてむだけれっかしない、とかいうかのうせいもあるし。


ざっそうならいくらでもてにはいりそうだから、いまのうち、じっけんしておくのがいいはず・・・。


ざっそうをよんぶんのいちずつにわけて・・・


とりあえず、ちか2かいのかんそうしつと、ふつうのへやと、あとあいてむぼっくすのなかと、いくうかんのなか。よんかしょにおいておく。


・・・・


・・・・これでよしっと。


もうすこしかずがあれば、ほかのばしょもためしてみれるんだけど。


らんだむようそをかんがえると、いっかしょにあるていどのかずまとめないとじっけんのいみがないし。


まあしかたないか。


きょうのくさとりでは、もーちょっとりょうをかくほできるように、がんばってみよう。




あとは、くさとりいくまえに、まりょくのじっけん。


まず、HP、FP、MPのひょうじ・・・できた。

いまはぜんぶ1000でまんたんか。


えっと、きのうつくったくらいのまりょくけっしょうを、こう、ぎゅーっとして、つくる。

で、それをくりかえす・・・。


むー。

だいたい、FPはんぶんつかうと、すこしつかれるかんじ。

たいりょくつかってつかれたときよりは、つかれたかんかくよわめかな。

はんぶんちょっとあるときは、ぜんぜんへいきだから、FPはんぶんいかになると、「まりょくひろう?」じょーたいになる、と。

もともとまりょくないひととかはどうなるのかな?つかれっぱなし?


まあとりあえずまりょくきりょくははんぶんのこしておけばたぶんもんだいなし、と。

まりょくせいぎょのくんれんにもなりそうだから、はんぶんくらいつかってからうんどう、かな?


とりあえずつくったこれは、れいのはこにぽいしておいて、と。

『異世界の宝箱・開錠』

ぽいっと。


ほんぎょうのくさとりにいくとしましょーか。

ばけつとすこっぷをもって、っと。

しゅっぱーつ。


図書館を出て、駄菓子屋の地下の子供冒険者協会へ移動。


「おはよございますー。」


「あら、おはよう。

今日も来てくれたのね。」


「きょうもきのうとおなじ、うらにわのくさとりうけたいんですが、いいですか?」


「はい。もちろんよ。

あれは常時依頼だから、直接草取りに行ってもらっても問題はないからね。」


「らー。りょうかいです。

では、いってきます。」


協会を出て、裏庭へ移動。

今日も丁寧に草を選り分けていく・・・。


「み?

なんとなく、たぶんこれはちがうくさなきがする。

べつにわけておこう。」


「・・・つかれた。

というわけで、おひるまえのぶんは、おわり。

てとあしあらって、ほうこくー。」


「すこしくさとってきました~。」


「おつかれさま。

 ハンコ押すから、登録証見せてね。」


「らー。どうぞ。」


「今日もいい感じね。

 この評価だと・・・

 おめでとう、昇格よ。」


「み?

 まだ、ふつかめ、ですけど。」


「えーっとね。

 最初はすぐ上がれるようになってるのよ。

 すぐ上がれるようになってる、はず、なのよ。」


「み?

 ずっとあがれてないひとが、いる、ですか?」


「いえ、上がれない、ならまだいいんだけど、落ちてる子もいるわ。」


「・・・うわぁ。」


「うわぁ、って言いたくなるわよね。

 あ、でも、さすがに最初から下がる子はめったにいないけど、2日で上がる子もめったにいないから、これからもがんばってね。」


「らー。

 なんにちか、ちょっとやることあるのでこれないとおもうですが、そのあとまたきます、ありがとでした。」


「あ、登録証作り変えるから、ちょっとだけ待っててもらってもいい?」


「らー。だいじょぶ、です。

 おねがい、します。」


「おまたせ。

 これが子供冒険者登録証の正式版よ。

 今までのは仮登録証、みたいなものだったのよ、実は。」


 登録証がはいった鮮やかなピンク色のケースに、蝶々結びのリボンが付いている。

 そして、首から下げられるように、ひもが付いている。


「かなり、めだつでざいんになりましたね。」


「・・・けっこう好評なデザインなんだけど、気に入らなかった?

 えっと、リボンの結び目は、『約束』の象徴。

 で、その結び方は、引っ張るとすぐほどけちゃう結び方だから、お互い結び目をほどいてないってことで、『友情』っていう意味があるわ。

 子供冒険者は、約束と友情を大事にしよう、っていう意味ね。まあ普通の冒険者も約束と友情は大事だけど。」


「わたしにはにあわないようなきがするですが、きにいらないというほどではないのでだいじょぶです。

 やくそくは、たいせつ、ですね。」


「もうちょっと予算があれば何種類かのデザイン作ったりもできるんだけどね・・・。

 男女1種類ずつの2種類にしぼって大量生産にしてるからなんとか予算が足りてる、って感じなの・・・。」


「なるほどー。

 いろいろつくるとてまかかるし、ざいこのしょりにもこまりますしね。

 それに、おなじでざいんにしたほうが、にんしきもしやすいし。」


「そうそう、って詳しいわね。」


「すこしだけ、べんきょーしたこと、ある、です。

 それじゃ、かえるです。ありがとでした。」


「いってらっしゃい。

 ヒマになったらまた来てね~。」

 



そして、1階の駄菓子屋部分に移動。


「いらっしゃい。」


「ちょーごーにつかえるどうぐ、ありますか?

あっちのほーに、それらしーものはあったとおもうですが、くべつがつかないです。」


「調合、っていうと、薬師とかかな?

調合ってだけ言われちゃうと、混ぜること全部って感じになっちゃうから道具もいろいろなんだけど。」


「えっと、やくそうから、ぽーしょんつくる、どうぐ、です。」


「それなら、薬師の道具ね。

最低限なら、乳鉢と、漏斗を大小2つ、水差し、ビーカー、あとは消耗品のろ紙、小ビン、かしら。

加工の仕方によってはほかの道具使うこともあるかもしれないけど、その場合何を使うかは人それぞれだから、必要になってからでいいかもしれないわね。

今なら薬草を少しつけて銅貨30枚でいいわよ。

でも、慣れてきたら早めにもっと良い道具に買い替えた方がいい、っていうくらいの性能だけど。」


「むー。

それ、うるまえにいわないほうがいいんじゃないかな、とおもうです。」


「ここの商品の中では、かなり高いほうだし、最初のほうは失敗ばかりで儲からないからね。

ある程度材料を買い足せるくらいに予算に余裕がある人にしかお勧めできないのよ。

初心者支援の道具だから、道具だけ売れてもこっちは全然儲からないしね。

だから長く続けてもらって、消耗品を買ってくれるとうれしいわ。

まあ一人前になったら、消耗品も良いものに変えたほうがいいから、下積みのときだけだろうけど。

あ、でも薬草は安くおいてることが多いと思うわ。在庫増える一方だから。」


「なるほど、です。

それじゃ、そのどうぐおねがい、します。」


「まいどありがとう。」

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