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8日目 午前中

目を閉じ、集中し。

本来見えないはずの『魔力』に心を巡らせ。

集中したところで、ゆっくりと目を開く。


血液のように、体内を巡っている力。『魔力』。


それのごく一部を、体内から体外へと流す。


『魔力』が見えていることを確認。

そして、その魔力に『目的』を指示してやると、魔法陣ができる。と。


やってみれば簡単なものだったが、さっきの食堂で会った人は、なんだか私が作った魔法陣について興味を持っていたようだから、普通の作り方とはかなり違うのかもしれないな。


まあ私としては使えれば問題ないから良いのだが。



あの調子だと、何度も来そうな気がするな。


それに、会話の調子を聞いてた限りでは、はやてさんが昨日帰ってこなかったのは、あの人が原因だったような感じだったし。


・・・つまり、昨日の夕食を食べ損ねたのは、あの人が原因と。


うむ。

敵認定していいような気がしてきた。


あの服装からすると、あの人も職員なはず。


図書館職員なんだったら、興味があることは自分で図書館の本から調べるとかすればいいのにな。


あれだけのジャンルの本があるのだから、図書館の本を端から読んでいけば間違いなくなにかの情報は引っかかるだろうに。



・・・さて。

魔法陣の性質についてもう少し研究してみることにするか。


なんとなくで作るのは楽だが、法則があるなら法則を理解してから作った方が効率がよさそうだしな。

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