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第5話:エレック大聖堂

エレック大聖堂とは、宗教にみえなくもないが、エレック国がトランスポートの管理の為に作った組合(ギルド)の本拠地の通称である。


組合員は、エレック出身の元冒険者である事が多いが、トランスポートのある場所は一般人にとっての"聖域"であり、権力者が力の象徴として聖域に財を注ぎ込み、豪華な祠や神殿を建立した。


そのため、トランスポートである事実は次第に忘れられていったのだが、エレック国王様が代々根回しをしていたため、聖域=エレック大聖堂の方程式にある。

エレック大聖堂のシステム許可なくしてはトランスポートは作動しないが、既に宗教となっている場所はその宗教が自ら定めた巫女を配置して権威を示している。


トランポそのものは使えないが、たとえ中身すっかすかの巫女でも張りぼてであれ、体裁(権力)は繕えるといった訳だ。


実際、エレック大聖堂はトランポを使わせないために政治的に危険な場所には、上位プレイヤーであった者を番人として一人または複数送りこむ。

だが、作動させるのでなければ誰が管理してても問題はないのだと言う。

戦力を送り込むなどの軍事目的でなければ、"儀式"を行ってからなら許可もだすのだそうな。(エレック民は人目に付かない場所のトランポをわりと自由に使ってたりする。



正直、電脳世界といって差し支えない世界なのだが、インターネット普及から百年も経たないのに何千年も歴史があるのはなんでだとか。



…考えたらあかん。


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