第4話:閑話・いんがおーぼー
今回主人公ほとんど台詞がないです。
「からだがいたい。」
突然ですが筋肉痛です。
肉体が構成されてからの期間が短いので、使った事のない筋肉部分が筋肉痛になるそうです。
草むしりするようになって四日朝から医務室で、めちゃめちゃ呻いてます。
全身余す事なく超痛いです。
筋肉痛くらいなら回復魔法使えば一応治せますよ?
だけど、肉体の超回復的な作用が反映されなくて、再び苦しむだけなので慣れるに任せるのがいいそうですが、完全に予想外の事態ですよ。
前に試しに草原に狼倒した後で痛くなった時は、すぐに術で回復したし…。
そんな訳で超痛いです。
顔の筋肉まで痛いとか初めてだよ~。
「アルチェ君は軽度でよかったわね~。普通は筋肉断裂も起こしてたりして堪えられなくて自分で回復術かけて、忘れた頃にまた苦しむの。
…だから頑張りなさい。」
女医さんからは、励ましだかなんだかわからない言葉をもらいました。
軽度と言われたよ。でも、じっとしててもいたいんだもの、呻いたところでX2。…ぬおぉぉぉっ!
…ぱたりっ。
しくしくしくしく。
知ってたなら注意してくれればいいじゃないか、みんなの薄情もの~!だ。
「マッサージすれば治りは早くなるのだけど、やる?」
マッサージですか?
「でも、筋肉痛の所を触るからそれなりに痛いかな?」
お願いします…体中ジンジンしてて堪えられないです。
「わかったわ、ある程度は力いれないと効果がないから手加減しないわよ?」
それはちょっと考えさせt…
「…っ、ぎゃああああぁっ!」
◇◇◇◇◇◇◇◇
手加減一切なしのマッサージのおかげで翌日だいぶ楽でした。
楽でした、楽でしたけどもっ!?(なんかいいたいらしい
アルチェは顔の表情筋まで筋肉痛なのでしゃべるのも億劫みたいです。それでも意思疎通が出来てるのは、目は口ほどに物を言うという奴ですね。