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第2話:閑話

ドドドドド…


勤務二日目、白木馬らしき物体が荒野からソラへ打ち上げられた…

「………………。」

冷めた視線でそれを見送るオレ。

事前に言われていたから驚くまい連邦〇とジオ〇以下シリーズの人達とMなSが普通に城の食堂で飯くってましたからね。

口どこよ?…気にしたらあかん。

城の奥にいれば関わらんからね。

さて、落ち葉がひどいね掃除掃除っと。


◇◇◇◇◇◇◇◇

「…アルチェ君は余計な事考えないほうがいいと思うわ。」


「…でしょうか。」

今日あった出来事を話したら先輩の侍女さんに諭されました。

落ち葉は同じ色が一定数固まると消える。文字通り消える。

オチモノ系扱いらしいです。


今いるのは、下働き向けの食堂だ。他に官僚向けと軍人向けの食堂もあるが、下働き向けの食堂は女の人が多いからかメニューは軽食とデザートが主流のようだ。


ちなみに、ホホ肉のシチューを食べてます。カレーライスをたべてます。どの料理もすごくおいしいれすが。ほぁ~、ほっぺたおちる~。

…なんのホホ肉かきいたら、「牛?」っていわれた。なんでハテナがつくの?もう聞かない。


「街の中にいくのは控えた方がいいわね。」


「…はい。」

先輩は閉鎖されたマイナーなオンライン出身だそうです。


エリカ=ガーランド腰に届く長い赤い髪と柔和な笑顔が素敵な人でオレはエリ姉と呼んでいます。

国民はほとんどが、ゲーム関係の廃棄データ出身らしいです。そうゆう人が集まって出来たのがこの世界らしいですね。


固定データを廃棄されると周囲の環境データを取り込みながら"成長"や"老化"するらしく、そういった人達は分け隔てなく結婚したり子をなしたりするそうです。

あの担当さんはファミデータから来たそうで今は暇なんだそうです。

オンラインも山ほどありますからねー。


戦力には困らないそうですよ。北にいけば、システム攻防戦を実装してる地方もあるそうだけど、範囲外で死亡するとリバイブ出来ないそうだ。


エレクにとっては、どこにいっても至って地球の土地と同じなので気をつけなさいとのこと。

………そんなに、脅さないでください。


"当分の生活は保証されてるから出掛けたくないですの。"


「VRMMOからしか生まれないエレクは貴重だもの、どうしてもレア品が欲しい時は調達組(ハッカー)に頼るといいわ。」


どんなのかわからないけど…響きからして当分頼めないと思うのです。


「やーね、考えすぎよ?」


エリ姉~、目が笑ってねぇっすよ?

とりあえず、話題を変えたほいがいいよね。


そうだ、普段着とかどうしたらいいか聞いてみよう。

支給品の作業着に青いゴスメイド服は貰ったけど、さすがに普段着にはしたくない。


精神的負担がパネェのさ。アルチェ…いやさ、オレなら似合うからって渡されたけどさ。


実際カワイイから背後さん的な部分が憤死しそうになったけど…

ナルにはなりたくない♪ナルにはなりたーくな~い♪

ピテカンじゃなくてエレクだものね。


男の子だっし女の子はカワイイ格好してたほうがいいけど、ナルはやばいよねぇ。


気をつけよう暗い夜道とナルの道。


エレクって無駄に顔が調ってるから人目引くからねと言われたよ。

街にいけばエレクもちらほらはいるそうだが、街は、アカウント停止プレイヤーとか盗賊モブで裏道とかは荒れてるそうです。

保護されてよかった…


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