『源氏香、55』

『源氏香、55』 １～３

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１……桐壷（きりつぼ）

■男性側

　鬼道（きどう）ノ夜（よ）

　熱情の果て

　斬首録（ざんしゅろく）

　塩告げの仇（あだ）

　忘れぬ忿怒（ふんど）　

■女性側

　射（う）つ苦（く）しい

　無（む）酢（す）目たちよ　（※目が）

　切りタン醋（す）　（※舌が）

　首録（しゅろく）認め　（※首が）

　冷（れい）なる貴方

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２……帚木（ははきぎ）

■男性側

　秋ノ原

　刺す華奢（かしゃ）の骨

　散れ悪多（あくた）

　屍餓鬼（しガキ）は暴鬼（ぼうき）

　活きる我が君　

■女性側

　山紅葉　（※山に骸）

　輝き秘時（ひめじ）　（※閃光弾）

　放棄干（ぼ）し　（※ミイラ）

　重なる鬼籍（きせき）

　覽雷（みらい）の鬼亡（きぼう）

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３……空蝉（うつせみ）

■男性側

　愚者（ぐしゃ）どもに

　虚ろ語りて

　二重（にえ）怒り

　絶守護（ぜっしゅご）ノ蜂（ほう）

　我が八覇上（※ヤハウェ）

■女性側

　正位（しょうい）泰（たい）

　刃（やいば）の守（もり）射（い）

　神（しん）ノ実（じつ）

　途中（とちゅう）火葬（かそう）の

　秘（ひ）めに岩石（いわいし）

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