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【書籍化】転生幼女は愛猫とのんびり旅をする【2巻12/10発売!】  作者: 茨木野


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93/95

93.たぬきなのに?

93.


 幽霊あいみさんを見て、白目を剥いて気絶していたぽんぽこさん。


 ややあって。

 むくり、とぽんぽこさんが目を覚ました。


「あ、起きたでしゅ」


 床に座る、アメリアさんのお膝の上で、ぽんぽこさんが覚醒する。

 床に置きっぱなしは良くない、とアメリアさんが言って、膝枕をしてあげていたのだ。


【美女の膝枕……さいこーじゃない……?】


 シュバッ! とフリップを掲げるぽんぽこさん。

 あ、元気そう。

 よかった……。


『ぽんちゃん、驚かせてごめんなさいですぅ~』


 幽霊の愛美さんが、ぽんぽこさんに近付いて、ぺこっと深々と頭を下げる。

 その半透明な体は、申し訳なさそうに小さく縮こまり、上目遣いでぽんぽこさんの顔色を窺っている。まるで叱られた子犬みたいだ。


【気にしないで】


『でもびっくり仰天させて、しかも気絶までさせちゃったっていうか』


【あれは狸の習性上、そうしただけ】


 どういうことなの……?

 習性には逆らえないってことなの……?

 それとも、狸キャラを貫くために、わざと気絶してみせたの……?


【事情は理解θ】


 0……?

 理解ゼロ……馬鹿ってこと……?


『もしかして、理解した……θ《しーた》では?』


 と同じく幽霊の貞子さんが、長い黒髪をかき上げながら、冷静に指摘する。


 ぽんぽこさんは……両手で大きな「○」を作った。

 合ってるらしい。

 紛らわしい……。


 事情を理解したってことは……。


「私たちが、貴方の仲間だって事、理解してくれたんですね?」


【賛成の反対】


 ふ、古い……!

 え、賛成してないってこと……?


【なのだ】


【うそぴょーん】


 次々とフリップをめくるぽんぽこさん。


 こ、この人……だいぶ、愛美さんよりの人だな……。

 見た目は狸だ。

 ましろのように、表情筋が動いてないし、自分でしゃべらないので、どんなキャラかわかりにくい。


 でも、今のやりとりを通して……理解した。

 この人……かなり愉快な人だって!


『ぽんちゃん、一緒に旅しましょうよっ』


【どーしよっかなぁ~】


『え、いやなんですぅ?』


【賛成の反対】


 嫌じゃないってことか。

 ま、紛らわしい……。

 今の子そのネタわかるの? バカ○ンだよ? 平成の夜19時くらいからやっていたことくらいなら、ギリ知ってるのかな……。


「どうしていやなんでしゅか? 一緒に動いた方が、何かとお得かと。困ったときとか、助け合えましゅよ?」


【おいら一匹狼なので】


 ……。

 …………。

 ………………。


 狸なのに?


【突っ込みなくて、かなC】



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― 新着の感想 ―
あれ?このタヌキ、某承認欲求モンスターの神絵師と同じ匂いがするぞ…はっ!?まさかねぇ…。
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