104.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
紆余曲折を経て、ぽんぽこが正式に私たちのパーティへ加入することになった。
さっそく短い腕を組んで、ぽんぽこがふんぞり返る。
「で、何やってるの君たち?」
「旅に備えて、お金を稼いでいたんでしゅ」
わたしは事もなげに答えた。
最近の大雨のせいで、この街の中を通る運河が酷く汚れてしまっていたのだ。
それを魔法で手っ取り早く浄化し、日銭を稼いでいたのである。
「なるへそ」
「ぽんぽこしゃんも、お金目当てで占い師のマネごとをやってたんでしゅよね?」
わたしがジト目を向けると、ぽんぽこは誤魔化すようにポンッと自分のお腹を叩いた。
「いやいや! ここは一つ、もっと大きく儲けましょうや!」
「大きく?」
「カジノっすよ!」
ぽんぽこが短い腕を天に突き上げ、ドヤ顔で言い放つ。
「却下でしゅ」
「即答!? ちょっと話くらい聞いてくれてもいいっしょ!」
ぽんぽこが涙目で抗議してくる。
どうやらこの獣人国から少し足を延ばしたところに、常夏の国『フォティアトゥヤァ』という場所があるらしい。
「そこには、すんげーデカいカジノがあるそうなんだ! そこでガポリと増やすのはどうすかね!」
「おい」
ぽんぽこの両目が、ギラギラと欲望にまみれた『¥』マークに変わっていた。
まったく、金に汚い狸である。
「しかし、そろそろ次の土地にいかないと、ゲータ・ニィガのひとが来てしまうかもしれないでしゅね」
あんなゴキブリ国、二度と関わりたくないし、連中の顔を見るのも御免である。
わたしは少し考えてから、狸に視線を戻した。
「そのフォティなんとかって国は、どこにあるんでしゅか?」
「南の島っす!」
ぽんぽこが胸を張って答える。
「なるほど……。そこなら、さすがにゲータ・ニィガの捜索の手も届かないでしゅね」
「でしょでしょ!? バカンスも兼ねて、最高の逃避行になること間違いなしっす!」
ぽんぽこが短い足をドタバタとさせてアピールしてくる。
まあ、カジノという魅惑の響きには、わたしもちょこっとだけ興味がないわけではなかった。
「よし、行きましょうか」
「いざカジノっすー!」
狸が歓喜の声を上げ、ましろたんが呆れたように「ふにゃう」と鳴いた。
こうして私たちの次の目的地は、欲望渦巻く南の島へと決まったのだった。
【おしらせ】
※2/25(水)
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