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ベルリオールの花嫁  作者:
第二章
18/48

ep17 王位と陰影

 



 ――国王陛下、重篤。


 今現在、王城を混乱に陥れているその知らせを、エルオーシュもすでに耳にしていた。


 陛下の寝室には、母親である王太后が居座り、エルオーシュはもちろん、王弟であるアーウェスでさえも出入りを禁止されていた。

 おそらく、王太后にアーウェスが毛嫌いされているためだろう。


 アーウェスは、ここしばらくエルオーシュが待つ部屋に帰ってこない。いや、正確には部屋で会わない。


 エルオーシュが眠っている間に帰ってきて、エルオーシュが目覚める前に部屋を出ていくのだ。

 エルオーシュはとにかく、アーウェスが心配だった。忙しくなる前の彼の様子がおかしかったからだ。


 陛下の病臥の報を聞いたエルオーシュは、まっさきにアーウェスの姿を探した。しかし探すまでもなく、彼がすぐに自室に戻ってきたときには驚いた。カルロスのところに駆けつけていると思っていたからだ。


 王太后にカルロスの寝室から追い帰されたらしい王弟は、その日は一日、監禁でもされているように自室に閉じ込められた。出入り口に見張りまでつけられ、まるで疑わしい罪人のような扱いにエルオーシュは愕然とした。

 そんなアーウェスに、エルオーシュは何度か声をかけたが、ろくに返事も返してくれなかった。

 なにかを考え込むように、口を閉ざしたままだったのだ。


 そして、小さく呟いていた。


 ――倒れるべきは、兄上じゃない


 誰にも聞こえないような声だったが、その言葉はエルオーシュの耳に届いてしまった。


 それでも、カルロスが倒れたのはアーウェスのせいではないと王太后も納得したのか、自由の身となったアーウェスは兄の政務の穴埋めのために、多忙の身となってしまったようだ。



「エルオーシュさま!」


 ドアに体当たりするくらいの勢いで部屋に現れたナーナは、息を切らしたまま口を開いた。


「どうしたんだ」


「召集会議が開かれるようです!」


「召集会議?」


 アルライドの国ではなじみのない言葉だ。



「王権を移動し、殿下に、アーウェス殿下に王位を譲るための会議です!」


 アーウェスに王位。つまり、ベルリオールの国王に?


「陛下は!?カルロス陛下は、もう‥?」


 王権が移るときは、国王が命を落としたときだけ。

 まさか、と思いながら聞かずにはいられなかった。


「いいえ。陛下はまだご存命でございます。なぜ、殿下に王権が移動するのでしょう」


 ナーナはおろおろと不安げに、エルオーシュをのぞきこんだ。

 当然、エルオーシュにわかるわけがなかった。


 だが、ひとつ思いつくのはベルリオールを狙っているトラファニア帝国や他国のことだ。

 国王が病床にあるのなら、今が戦をしかける絶好の機会だ。指導者をなくし、混乱に陥っている国に攻めようとする国はあるかもしれない。

 それを防ぐため、早々にアーウェスに王位を継がせたいのだろうか。


 でも、アーウェスは?

 王位を譲られ、いったい何を思うだろう。


 彼はカルロスの代わりに、王城へ連れて来られた自分の立場を呪っていた。

 今、守るべき兄の王権を、無理矢理継がされるアーウェスは、いったいどんな気持ちだろう。





 *******





 ――いい気なものだ。


 アーウェスは、自分に(ひざまず)くベルリオールの家臣に、冷たい眼差しを注いでいた。

 これまで散々と、下賤な者とアーウェスを見下していた面々が、次の王はアーウェスと決まったとたんに早々と頭を下げにくるからだ。


 馬鹿馬鹿しいことこの上ない。

 彼らも正式ではない王子に頭を下げるのは、心底面白くないに違いない。


 だが、そこまでする彼らの目的はわかっている。

 王位を継ぐ者が、己しかいないからというわけではない。


 王家直系にこだわらねば、傍系の血筋などいくらでもいる。その中でアーウェスを選んだ理由はただひとつ。


 ――傀儡(かいらい)をお望みか


 鼻で笑いたくなる。母親のいないアーウェスには後ろ楯となる家系がない。さぞかし操りやすいだろう。

 しかし、アーウェスには王位を継ぐ気などさらさらなかった。さらに言うと、国の行く末もどうでもいい。


 ただ、兄が国を豊かにしたいと言っていたから、代わりに戦ってきたに過ぎない。

 兄の治世ではなくなったら、国なんかどうでもいい。


 自分は兄の影、兄がいるから自分は存在する。

 兄がいなくなった世界に、自分は必要ない。


  王城はアーウェスのいるべき場所ではないと、自身も含めて誰もがそう思っているだろう。


「政務は国王陛下の名代が必要でございます。畏れながら、殿下にはそのお役目を引き受けていただきます」


「断る。皆の総意でも、俺は納得しない」


 宰相ロベルトは、アーウェスが断るとは予想もしてなかったらしい。あきらかにたじろいでいた。


「殿下。案じることはありません。我ら重臣がしばらく政務をいたします」


 それほど操り人形が欲しいらしい。


「俺ではなく、他の公子を立てることを考えたほうがいい」


 きっぱりとした拒絶に、ざわりと家臣達に動揺が走った。


 調子にのりおって、と老臣たちがこちらを睨むがアーウェスは歯牙にもかけなかった。

 彼らにしてみれば、選んでやったのに、という気持ちが強いのだろう。アーウェスにとってはありがた迷惑だ。


「王子!黒の王子!」


 しわがれた声が響く。

 アーウェスにすがりつくように足元に(ひざまず)いたのは、先々王から仕えている老臣だった。

 この男は、なぜかアーウェスを昔から気にかけている。

 幼い頃から、声をかけ、世話を焼き、アーウェスを崇拝するように頭を下げる。


「私は、王子がこの城に参られたときから、この国の王にふさわしいのは、黒の王子ただひとりだと確信しておりましたとも。今がその時にございます」


「なにを馬鹿げたことを」


「いいえ。馬鹿げたことではありませぬ。(たぐい)まれな戦の才、聡明さ、どれをとっても王にふさわしい。それに、」


 老臣は涙をこぼしながらアーウェスにすがりついた。歯が抜け落ちた口を震わせている。


「先王陛下に似ておられるのです!」


 ありえない。とアーウェスは思った。

 なにしろこの顔は、どこをとっても母親譲りだからだ。

 アーウェスがそう思ったのが分かったのか、老臣は首をふった。


「お顔ではこざいませぬ。纏う空気です。為政者としての素質が似ておられる。尊大で高貴な空気をもっておられます」


 アーウェスはため息をついた。それは、ただ単に先王が自分と同じくひねくれた性格だったからでは、と呆れたからだ。先王も戦狂いだったと聞く。

 性格だけは遺伝したらしい。

 ますます王位につきたくなくなる。


「俺は為政者にはなりえない」


 老臣がまだ納得しなさそうに口を開こうとしたとき、扉の向こうに気配を感じた。

 そちらへと視線を移したアーウェスに、列席者が不審そうな眼差しを向ける。しかしすぐに皆、異変を察したようだった。


 微かに漏れ聞こえるのは、何を言い争うような声。それが止んだ時、扉が開け放たれた。


 重大な会議に突然やってきた人物を、叱責する者はひとりとしていない。

 それどころか、頭をさげて迎えたのは、現在では一番高貴な人物だったからだ。


 上品なドレスに身を包んだ、兄と同じ栗色の髪を持つ女性。

 女は不愉快を隠そうともせずに、室内を睥睨する。


 若かりし頃の美貌の面影を残す細面の顔立ちは、やはりどこか兄に似ていた。


「‥王太后陛下‥!」


 誰ともなく声をあげた。

 王太后はただひとり、アーウェスを睨み見据えるだけだ。

 アーウェスも静かに、その怒りに燃えた瞳を見返えす。言いたいことも、彼女の心中もわかっている。


「そなたたちは王家の恥であるあの者に、なぜ頭を下げる!」


 彼女はいきなりそう切り出した。

 誰も、その威厳に満ちた叫びに口をはさむ者はいなかった。


「なぜ、その者が王権を決定する会議にいるのです!」



「それは‥王太后陛下。殿下は唯一先王陛下の血を引いたお方。次に王位を継ぐのは殿下がよろしいと‥」


 宰相が曖昧に返したのは、上手くやり過ごしたかったからだろう。


 先王を巡って、正妻と隠し子という関係が、良好でないのは国中が知っていることだった。


「はやく、はやく、これをどこかにやってちょうだい」


 王太后は半ば狂ったように、激昂していた。

 かといって周りの者は戸惑うだけで、王太后をいさめることもできず、ただあたりは混乱に陥った。


「卑しい魔物に国を奪われるつもりなのか!わたくしのカルロスが倒れたのも、この魔物のせいに違いない!呪われた悪魔だわ!誰か、誰か、この者を閉じ込めておしまい!」


 ――閉じ込めておしまい!


 ああ、何度も聞いた言葉だ。とアーウェスは人事のように王太后の様子を眺めていた。


 ―その顔、虫唾が走る。陛下を誘惑した魔物の女と同じ顔!


 このように狂ったよう叫んでは、よくアーウェスを鞭で打ち、召し使いに命じて地下牢に閉じ込めるのだ。


「王太后陛下」


 穏やかに呼びかけると、王太后は憎悪が滲みでる顔でこちらを睨んだ。


「俺は王位を頂く気はありません。国王陛下の王権は、陛下が生きている限り侵していいものではない」


 アーウェスは王太后ではなく、家臣たちを見渡して言い放った。気まずそうに皆、視線を離す。


「それに、ご安心を。陛下が死ぬことがあれば、俺も後を追って死にましょう」


 今まで、別に生きたくて生きてきたわけじゃなかった。


 むしろ、生きるのが面倒くさかった。

 だが、自分が死ねばあざ笑う者が多いのが癪に触るから、生きてきた。

 ただ意味もなく、どこかで死ぬくらいだったら、兄をかばってこの命を使おうと思っていた。戦場で果てるのもいいと。

 カルロスの影は、カルロスが存在しなくなったら消えてなくなるのだ。それが、摂理だ。


「ならば、今、死なせてあげましょう!」


 愛する唯一の息子が倒れたせいで、王太后は正気を失っていた。


 アーウェスはその異変に今更気づき、近づいてくる王太后を黙って見下ろすしかできなかった。

 王太后の手の中に光るものを見ても、まるで現実感がなく、ただ佇む。


 王太后がアーウェスに体を当てる。

 無意識のままそれを(かわ)すように体をひねると、腕に焼けるような痛みが走った。


「殿下!」


 滴り落ちた赤い雫に、家臣たちはどよめいた。

 予想すらしていなかった事態に、あたりは騒然とする。


 その時、扉が勢いよく放たれた。強い光が室内に差し込んだようにアーウェスには見えた。


「申し上げます」


 急いだ様子で姿を表した王宮の侍従は、さっと姿勢を正した。


「陛下がご回復され『王権の譲渡は認めない。現国王は自分である』とおっしゃっております」


 皆が驚きの声を上げた。

 カルロスが回復をしたのだ。


 その口上に、王太后はアーウェスからふらふらと離れ、ナイフを床に落とし、歓喜に満ち溢れた吐息を漏らすと一目散に部屋を出た。


「殿下‥!お怪我を!?だ、誰か、王太后陛下を連れ戻せ‥‥!」


「ロベルト殿。必要ない。‥皆も聞いただろう。陛下はご回復され、王位はこのまま」


 アーウェスは床に落ちたナイフを拾い、外した正装の手袋でナイフの血を拭った。


「そして、この件は見たことはなかった事にするように」


「殿下‥」


 アーウェスは唖然とする彼らを置いて、扉に向かう。


「殿下、医師を呼びましょう」


 扉の近くにいた重臣が、アーウェスの腕をとった。しかし、その手をはらう。


「必要ない。陛下の命に従い、各々方もお早く解散なさるように」


 まだ何が言いたげな家臣たちを残し、アーウェスは召集会議の場から悠々と去った。







 ********





 斬られたのは左腕だった。

 しかし、それほど深い傷でもなく、自分で手当てができる程度だ。

 自室に戻り、痛み止めの薬と一緒に酒をあおる。


 窮屈なタイもはずし、シャツの首元もある程度くつろげ、疲れきった体を長椅子に投げ出した。

 飲んだ薬は、良く効くが頭を朦朧とさせる成分がある。


 徐々に重くなる頭で、そういえばエルオーシュはどこに行ったんだ、とぼんやりと考えた。


 じっとするのが苦手な彼女は、ひとりでどこにでも出歩く。普通の女なら、いつでも役に立つ侍女を連れていきたがるのに、彼女は一般的な貴婦人にはあてはまらない。


 無鉄砲で危なっかしく、鈍感なくせに、余計な細かいことに気をまわす。

 しばらく顔を合わせていないから、様子もわからない。意外に寂しがり屋だったと思い出し、急に気にかかってくる。


 先ほど、兄が死んだら自分も死ぬと言ったが、そうなったらエルオーシュはどうなるのだろうか。

 ふと考え、おかしくなった。

 死ぬと言ったのは嘘ではなかった。


 この世に思い残すことなどないし、いつでも死ねる。


 だが、ひとりの少女の行く末を思い出しただけで、少し死ぬことにならなくて良かったと思っている自分が不可解で、おかしかった。


 やがて扉が開くとともに、衣擦れの音が部屋へとすべり込んだ。

 視界に入ってはいても、その人物の容貌はまるで頭に入ってこなかった。

 近づいてくるのが、ただ女だという、それだけの認識しかない。


「‥エル?」


 帰ってきたのか、と多少の安堵を感じながらその手を引く。


 すぐにアーウェスの胸に倒れかかる女に、今日はやけに素直だな、と奇妙に思った。

 寂しくても、ますます意地をはる彼女らしくはない。


 それどころか、自ら慣れたように手を這わし、アーウェスの首にすがりつく。

 そこで違和感を覚える。これはエルオーシュではない。


 よく見ると、髪の色も香りもまるでちがう。

 この香りは媚薬だろうか。さらに意識は朦朧としてくる。

 なぜ勝手に、知らない女がこの部屋ににいるのだろう。


「殿下」


 媚る声に、ああ、と得心する。

 ローネリアだ。

 強引にアーウェスの最初の妻となった、物好きな女。


「殿下。体の調子が悪いのですか?」


「別に。何の用だ」


「殿下はさぞ、苛立っているのだろうと慰めにきたのですよ」


 赤い唇が三日月に歪められ、妖艶な香りとともにローネリアはアーウェスの首に腕を絡み付けた。


「お可哀想な殿下。これで王位は割れてしまったでしょうね。殿下と陛下。皆はこれからどちらにつくのでしょう」


 先ほどの召集会議を思い出す。

 彼らは、アーウェスの存在は大いに利用できるものだと気づいたらしい。今の国王より、もっと甘い蜜を吸えると気づいたのだ。国政を意のままに操れるのだから。


 兄が倒れたことで、すっかり家臣たちの心が割れた事だろう。

 アーウェスに取り入って、己の私腹を肥そうとするもの、もしくは、今の国王にとってアーウェスは極めて目障りな存在だと再認識したもの。


「ねぇ、殿下は王位を望もうと思えば、国王になれるのよ。興味はおありになるでしょう?」


 王位など馬鹿げている。

 嘆息しながらローネリアを睨むが、彼女は楽しそうに笑みを深めるだけだ。


「‥ローネリア」


「あら。怒らせてしまったかしら。私はてっきり殿下にその気があるのかと思っていたわ」


「‥‥‥なぜ?」


 ローネリアは知っているはずだ。

 アーウェスがベルリオールの王位継承権を持っていることすら、疎ましく思っていることを。


「だって、あの王女さまを未だにお側において正妃にしているでしょう?つまり、殿下は自分の御子を王女に生ませ、アルライドの世継ぎにする気があるのでは?そうしたら、ベルリオールだけでなく、アルライドの重臣達まで殿下につくのでしょうね」


 唇が頬に触れそうな距離で囁く声は、人間をたぶらかす魔女のようだ。


「アルライド?世継ぎを欲しがっているのはこの国だろう」


 ベルリオールの国、というよりカルロスが、と言ったほうが正しいが。鈍く回る頭のせいで、意図のわからぬ会話にため息をつく。ローネリアは、ふふっと笑い声をもらした。


「敵国の王女の子をこの歴史ある国の世継ぎに?皆は認めるかしら。国内の女が産めば良い話でしょう?だけど、アルライドだってそう。自国の女が良いに決まっている」

 

「国を離れた、‥たかが第四王女の子を国王にはできないだろう」


 鼻で笑い、相変わらず聡く策略好きの彼女の髪に指をうめる。荒唐無稽な話であっても、ローネリアはひどく真剣に語りかけてくる。


 野心の強い彼女は、おそらく夫にする男を間違えた。出世をしたい男にとっては、最高の女だろう。しかし、そんなものに興味がない男にはただ無駄なだけ。


「いいえ。アルライドの世継ぎにもなれますわ。なぜなら、王女さまは‥」


 ――アルライドの王位継承権を持っています。


 アーウェスは目を細めてローネリアを見た。

 ありえない。

 正妃の子ではない王女に、そのような待遇がされるわけない。

 しかし、ローネリアは満足そうに微笑んだ。

 その顔は嘘を言っていないと物語っている。


「驚いたでしょう?叔父上からこっそり教えて貰ったのよ。アルライドでは、王位継承権を持つ親から生まれた子もまた、優先的に権利を持つのですってね。アルライドの第三王子はまだ幼い。ベルリオールの後ろ盾のある子の方があちらでも有難がれるでしょう。‥殿下。貴方が高い地位を望むのならこのままでよろしいですけど、これ以上王位に巻き込まれたくなかったら、子ができる前に王女を手放すべきね」


「‥‥なるほど。それがおまえの望みか」


「ええ、そう。よく考えて。‥といっても貴方が何を望むのかわかっていますけど」


 ふふ、と艶やかに笑ったローネリアはアーウェスの唇に噛みついた。


 獣のように、扇情的に、アーウェスの胸に指を這わす。

 こちらを激しく求める唇がうっとうしく、乱暴に引きはがすが、彼女はそれすら楽しそうに笑った。


「殿下。私も貴方の子を産めるのよ。未来のベルリオールの国王を」


 微笑んではいたが、瞳には炎が宿っていた。

 燃え狂う野心、それとも嫉妬の炎だろうか。

 一番アーウェスが面倒くさいと思う感情。


 お互い離れた時、後ろに佇む少女に気が付いた。

 エルオーシュだった。





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