DEATH TEN DAYS
2080年7月3日。
東京都豊島区サンシャインシティー。立てこもり事件発生
警察は犯人を赤星龍也と断定、犯人はなおも・・・・・ 「プチッ」
ラジオの切れる音だけが部屋に響いた
「はぁ〜」
俺は先日、会社をリストラされ今はニートと同じ。
「何か面白いことないかな?・・」
無意識の内にテレビをつけていた僕に面白いニュースが飛び込んできた。 「これから十日間の間にゲームを行う」
「ルールは簡単これから私の言う犯罪者を殺してくれればいい」 「はぁ」?
こいつは何者なんだ?と呟くと、それを聞いてくるのを待っていたように返事が返ってきた。「自己紹介が遅れてすまない、私は先日、王の座に即位した日本の王様だ!」
巧は頭の中が整理されていないまま話を、淡々と続けられた。 「今牢屋にいる犯罪者の中から、私が選んだ凶悪な犯罪者達八名を日本のどこかに飛ばす。」「見つけたら殺せ。」
「なお、もちろん犯人も抵抗するので、気おつける様に!」 「それから・・・・殺した人数×1000万を贈与する。」
「いっ1000万?」
こんなうまい話はない、巧の心はもう決まっていた。
「おれは、このゲームに参加する。」「そして裕福な暮らしをするんだ」 滴り落ちる汗をタオルで拭い早速巧は、準備を始めた。 テレビを消そうとすると、続きがまだあった。 「これから十日間は刃物の持ち歩きを許可し、殺す側の人間には、各自携帯電話と、パソコンが送られる、犯人の名前と顔はパソコンの中に入っているので、よく覚えること」
「それから、犯人を殺したら配布した携帯電話で宮殿に知らせるように!」
「それでは、全国の皆さんがんばってくれ」
そう言い放つと、テレビは消えてしまった。
たくみは、決心が変わらないうちにきょうは、早めに寝る事にした。