表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/619

03 自故紹介


晋也:「はぁ、急にきてびっくりした。

  それよりも、これからどうするかだよな~」


幽霊?:【まあ、とりあえずは病院から退院しないとな。】

晋也:「そうだね...そういえば、まだ君のことほとんど知らないんだけれど。」


詩音:【そういえばそうだな、私の名前は御園生(みそのお)詩音(しおん)...年齢は秘密

...って言っても、これから私の代わりをやるのには必要か?

  年齢は19歳で大学1年生...いや、4月だからもう2年生だな。】


まさかの年下だった!

結構大人びて見えていたので、年上だと思ってたんだけどなぁ...


晋也:「俺は天乃晋也、年齢は20で次、大学3年生になるはずだった...元男だよ...」


詩音:【それで晋也...とりあえずお前にはこれから私として生活をしてもらうが、何か聞きたいことはあるか...?】


Oh...!さっそく呼び捨てかい!?

ちょっとドキドキしちゃったじゃねぇかよ!


晋也:「というか、御園生さんとして生きること前提なんだね...」


詩音:【そりゃそうだろ、一応、晋也が動かすとはいえ私の体なんだし...

  もしかしたらふとしたことがきっかけで、元に戻れるかもしれないだろ?

  あと、御園生じゃなくて詩音でいいよ。なんか堅苦しいだろ?私の苗字。】


晋也:「いやいや、そんな初対面の子を呼び捨てにするのなんて...」


できるわけねぇだろ!こちとら、彼女いない歴=年齢なんだぞ!


詩音:【いいから呼べよ!じゃないと、お前が寝てる間、ずっと南無阿弥陀仏って唱え続けてやるからな!】


成仏させようとしてる!?


晋也:「はぁ...それじゃあ、せめて詩音さんでお願いするよ...」

詩音:【...まあ、それならいいか。】


 コンコン


などと自己紹介の様な事をしていたら、さっきの看護師さんと先生らしき女性が入ってきた。


医者:「こんにちは、私は医者の佐藤といいます。

  とりあえず、今、気分が悪いとかどこか痛いとかないかな...?」


などと言われたので、


晋也:「ええと、そのちょっとまだ頭の中身の整理がついてない状態でして...あまり良くは分かりません...」

医者:「まあ、それもそうよね。とりあえず体温とか測っていきましょうか。」


と言われ、とりあえず先生の言う通りにすることにした...


 ーー


医者:「うん。とりあえず特に問題はなさそうね。」


寝ている間にある精密検査などは終わっていたのか、検査はすぐに終了した。


まぁ、めちゃくちゃ大きい問題が残ってるんだけど...


医者:「とりあえず体に問題はないから、今日は入院してもらって明日か明後日には退院できるかな?

そしたら、1週間後と1か月後にもう一度来てもらって、再度検査をして問題が無かったら完治ってことでいいわよ。」


晋也:「ありがとうございます。」

医者:「他に、何か聞きたいことはあるかな?」


俺の体のことについて聞いてもいいが、詩音さんが言うには既に死んでしまっているらしいのでやめた。

ここで聞いても、雰囲気が悪くなるだけだろう...


晋也:「特に今のところはありません。」

医者:「なら、よかった。それじゃあお大事に...」


と女医さんと看護師さんは二人とも出ていった。


「はぁ...」溜息しか出てこない。


とりあえず退院できるのはよかったが、これから俺はどうなっていくのだろうか...



この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。

タイトルはタイプミスじゃないです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ