『簡潔明瞭なる、思想の自己観念』・・・『詩の群れ』から
『簡潔明瞭なる、思想の自己観念』・・・『詩の群れ』から
㈠
遠くの世界に、荘厳なる風景が見えるだろう、あれは、簡潔明瞭だな。
しかし、見えると言っても、見えないよ、本質的には見えない。
㈡
ただ、在る、ということは、明証されている、ただ、光の感覚で、我々は簡潔明瞭なものが、適切なんだ。
それはそうだけど、え?
㈢
そうだよ、疑問に思うだろ、目の錯覚だよ、それは、自己の思想の投影なんだろ、だろうだ。
思想、しかし、思想は思想の状態で、ドストエフスキーの白痴の様だな。
㈣
自己の思想の自己観念の、乖離的創造観念の創出によって、ダメージ軽減で、復活祭だよ。
我々は、簡潔明瞭なる、思想の自己観念が、適切だと判断されるまでの、一つの抽象願望だよ、だろうだ。