典型的な<詭弁>でしかないよね?
<子供用ハーネス>の件については、
『人間の子供を紐でつないでおくというのがおかしい』
という言い方もされているようだけど、それも結局、典型的な<詭弁>でしかないよね?
だって、自動車や自転車で使われるチャイルドシートというものは、ベルトで人間の子供を拘束してるものだよね? あれこそ<拘束具>だよ? けれどあくまで、
『安全のため』
ということで使われているもののはずだよね。いくら法律で義務化されているとはいっても、人間の子供を、本人の承諾なく拘束していることには変わらないはずだけど、それについてはどんな<詭弁>で言い逃れるつもりなの?
子供用ハーネスも安全のために使うものである以上は、安全のために正しく使う分には言いがかりをつけられるものじゃないと思うけど?
自動車のシートベルトやチャイルドシートやバイクや自転車のヘルメットなどについても、正しくない使い方をすればむしろ危険であったりする。自動車のシートベルトは腰骨にかかるように装着するもののはずだけど、それを腹にかけるようにすると、万が一の事故の際に逆にシートベルトの所為で内臓破裂の危険性が高まるんだよね?
チャイルドシートは、大人が装着することを前提に設計されているシートベルトを体の小さな子供に使うと、かえってシートベルトが原因の外傷を受ける危険性があるから導入されるようになったんだよね?
<子供用ハーネス>でも、逆に危険を招くような使い方をすればよくないのは当然だよね?
だけどそれはあくまで、
『危険を招くような使い方はよくない』
というだけで、子供用ハーネスの使用そのものを否定する根拠にはならないよ?
さらには、
『子供をペットや犬のように扱ってるのを見るのが不快だから使うな』
なんて理屈は、
『自分はこのポスターや看板の表現が不快だから使うな』
という理屈と同じだよね? どうして『自分が不快だから』という理由でやめさせることができると考えられるの?
ポスターや看板の表現は確かに不適切なそれは使わない方がいいんだとしても、『安全のために』使うものを『不快だからやめさせる』というのは、どういうつもりなの?
そんなの、
『シートベルトなんてヘルメットなんて邪魔だから使いたくない』
と言ってるのと同じだと思うけど?
とにかく、親が安全のために子供用ハーネスを使うことに対して難癖を付けるのは。筋違いだよ。危険な使い方をしていることについて注意するだけなら分かるけど。




