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君を愛すために  作者: 火野
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序章&第1話

初めまして!

火野ひのと申します♪

私の小説を読んで頂きありがとうございます

これから少しずつ更新して行きますので、また読みたい!と感じたらブックマークをしてくださると嬉しいです!

君を愛すためにこれまでいくつの約束をしてきただろう....

あの時、あの場所で、あの言葉を君に伝えて居なかったらどうなっていただろう。

君に会うことも、喋ることも出来ずただ一人でもがき続けていたかもしれない。


第1話〜あなたに出会った日〜


「はぁ、今日は疲れたな.....せっかく早く帰れると思ったのに。残業とか給料減らしてでもやりたくないわぁ.....」

私は工藤くどう 優紀ゆき22歳

ただの都会の会社員だ。

彼氏いない歴22年....つまり彼氏がどういうものかまったく〝知らない〟のである。

「はぁぁぁ、彼氏欲しいな」

こういうことを言う次の日当たりはロクなことがない。

「明日は厄日かなぁ....?」

こんなことを長年繰り返してきたから慣れたもんである。

「取り敢えず帰って寝ようか、自分。明日に備えるんだ!!」

こんなことをぶつぶつ言いながら歩いていると、

はっはっはっ.....

(ん?なんかやな予感....)

はっはっはっはっ.....

(なんか、近づいてくるような....)

はっはっはっはっはっ.....

ハッとして振り向くと、ものすごい勢いで走ってくる男性がいて、私の後ろを歩いていた男性に思いっきりぶつかった。

ドンッ

ガッ

バサッ

一瞬なにが起こったのか分からなかった。

気がつくと見知らぬ天井があった。

(ここは?どこ?)

そう思ってふと横を見ると大きな背中があった。しかも裸だ。

よく自分の体を見てみると何も身につけていない....

(え??????どゆこと?ん?はい?なにが起こった?????なんで私は服を着てないの???とっ、取り敢えず服!!!!)

そっと布団から出て、服を探すと机の上に綺麗にたたんで置いてあった。

急いでそれに着替えて慌てて家を出ようとした が、やはり寝ている人の顔がどうしても気になってそっと見ることにした。

少しずつ距離を縮めていって、起こさないように見ようとした時、

「んっ.....」

私はびっくりして慌てて家を出た。

そこからどうやって帰ったのかは覚えていない.....

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