共同墓地へ Ⅲ
お久しぶりです。
なかなか進みません、しかも文も短いですし。
文才が欲しいです。あとA-10も(笑)
林を抜けて雪原に至る。
薄曇の空と、白い雪原。
狭間に揺れる黒いバギーの陰。
偶に俺はここに居てこの世界を汚しているんのではないかという気になる。
バギーの揺れが眠気を誘ったのか、ミサは寝ていた。
話し相手は居らず、周りはまったく景色が変わらない。
「……煙草欲しい。前の村で買えばよかった」
と独白した。
煙草は前の村で買おうとしたとき
「私を毒殺する気?」
と言われ、禁煙せざるを得なくなった……。
時折、方角と時間を確認しながら進む。
ここらのような田舎の道は雪が降ると見えなくなる。
そのために、下手をすると道から外れて遭難することがある。
そのためこういう所では道の確認が大切だ。
12時ごろまで走ってるとミサが起きてきた。
「おはよう、ダイゴ。今何時か分かる?」
時計を横目で確認しながら答える。
「大体12時だな。腹減ったか?」
「ううん。なんか暇でね。面白いこととかかわったことない?」
「無いが……。スニアから預かった非常事態用ボックスは開けたのか?」
「まだ開けてないけど。非常事態用なんだから開けちゃだめでしょ」
「中に何があるか知らないとあっても意味無いぞ。使えなけりゃごみと一緒だ」
「じゃあ、開けてみる」
…………重苦しい沈黙が周りを支配する。
「ダイゴ。これって見間違えじゃなければ、玩具だよね」
「……俺としては軽く一緒に入ってるハンドガンのほうが気になるのだが」
「……偽物、じゃ無いよね」
「本物だな」
「これっていざという時には撃っても良いってこと?」
「お前、撃てるのか?」
「うん」
「……帰ったらスニアに説教だな」
「お、お母さんは悪くない!私が撃てるようになりたいって言っただけだから」
「そうなのか。だが何で銃を撃ちたいと?」
そういうと、ミサは目を伏せて小さくこう言った
「……私のために命を落とした人がいるから。次は自分で何とかしたいから。
私のせいで命をお……」
「馬鹿っ!そんな事言うな、絶対に!!」
いきなり怒鳴った俺に、ミサは呆然とする。
「いいか、俺らはお前らを助けるために命を賭して戦った。だからさ、お前に責任なんてないんだ」
どうでしたでしょうか?
ミサの性格がぐちゃぐちゃです。
いずれは改稿したいと思います。
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